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クロワッサンが膨らむメカニズムとは⁉
池田 京子 先生のブログ 2021/12/9 0:35 UP-
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池田京子です❤
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『クロワッサンが膨らむメカニズム?!』
クロワッサンが焼成時、ふわっと持ち上がって焼き上がるためには、
クロワッサンの生地と折り込みバターがきれいな層を作っていることが必要になります。
これは何故かと言うと、クロワッサンがオーブンに入った直後から、
急激に折り込まれたバターが沸騰して
生地を持ち上げることと、
イーストの発酵による最終的な生地の膨張の両方で
膨らむからです。
良く膨らんで、うす~くなった生地に火が通ると、
ぱりっとサクッとした焼き上がりになります。
バターと生地の層がしっかりと出来上がっていなければ、
もしくは作業のどこかの段階で、折り込んだはずのバターが
溶けて生地になじんでしまった場合、
急激なバターの沸騰が起こらずバターを多く含んだパン生地として
焼き上がるということになります。
要するに三日月の形をしたバターパンです💧
クロワッサンと三日月の形をしたバターパンは全く別物です。
材料は全く同じでも、口の中でのパンの感じ方が別物になります。
バターが折り込まれたクロワッサンではなく、
生地にバターが練り込まれた普通のパンになってしまいます。
クロワッサンを美しく膨らんでサクサクに焼き上げるには、
生地とバターがいかにきれいな層を作ったまま、
焼成に入れるか、
ということろが大事になってきます。
(次回に続く)
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先生情報 |
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池田 京子 |
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フードコーディネーター。ティーマイスター。製菓衛生師。無類のパン好きからパン作りに没頭し、2009年スタジオ パ・バローン川津真理先生に師事。製パンマスターコースディプロマ取得。2012年より自宅パン教室を主宰しながら、年間を通じさまざまなコラボイベントも企画・開催している。 プロフィール詳細をみる |