「おいしくて身体にやさしく、見ても楽しいお料理」をご提案しています。
こんにちは。ともクッキングサロンしんよし ともこです。
火を使うことに不安があり、包丁も使いづらい方の調理についての質問をいただきましたので、お答えしたいと思います。
離れて住んでいる高齢のご両親の調理の心配をされている方も多いのではないでしょうか。
IHコンロに替えてしまえばよいのですが、すべての方ができるわけではありませんので、ここでは主に電子レンジでの調理について書いていきますね。
野菜をゆでた後の熱湯でやけどする心配もありませんからね。
包丁を使いづらい方にはキッチンばさみをお勧めします。
硬いかぼちゃや根菜類、大きなイモ類を切るのは難しいですが、それ以外なら、お野菜、肉、魚もはさみ1本でチョキチョキ切れちゃます。
スライサーも併用すれば、キュウリや大根などのカットも安心で手早くできます。
食中毒を防ぐために、必ずお野菜を先に切りましょう。
そして使い終わったら、きれいに洗って乾かす習慣をつけましょう。
キノコは、はさみもほとんど使いません。
手で縦に裂けます。長すぎるときは、はさみを使います。
エリンギや舞茸は石づきが取られているので、使いやすいですね。
脂肪摂取制限のある方は(ダイエットの必要のある方も)、キノコを積極的に食べてくださいね。
体内の余分な脂を排出してくれます。
レタスも金気を嫌いますので、手でちぎるとよいお野菜です。
プチトマトは洗ってヘタを取るだけですから、さらに楽ですね!
電子レンジでの調理用に100均などで容器が売られていますからそういうものを活用するのもよいと思います。おうちにあるお皿とラップでももちろん大丈夫。洗ったお野菜を水滴がついたままお皿に並べてラップをしてレンジにかけます。
時間はお持ちのレンジとお野菜の量によって違いますので、短時間から様子を見ながらかけてくださいね。
お皿に接している下の方から加熱されていきますので、厚みのあるものや量が多い時には途中でひっくり返しましょう。
ホウレンソウなど葉野菜は野菜だけをラップにくるんでから皿にのせて、加熱したあと、水を入れたボウルにラップにくるんだまま入れます。
さわれるくらい温度が下がったらラップをはずして、しぼります。
加熱しすぎると乾燥チリチリ野菜になりますので、そうならないように1~2分から様子を見ながらしてください。
もしチリチになっちゃったら、みそ汁やスープの具にしましょ!!
お料理は調理に手を使いますよね。段取りを考えるので頭もとても使います。
老化防止にとてもよいことなんですよ!
できる限り長くお料理を続けていただくために、簡単に出来ることは簡単にして、美味しく楽しんでお食事をしてほしいと思います。
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次回から具体的なレシピをUPしていきますね。
料理教室の講師を務め、自宅開業して今に至る。
JAや区民センターなどの講師も務める。