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高野山から帰りまして次の日の朝。麩善の笹巻きあんぷをお茶の時間にいただきました。 餡を包んだフレッシュな生麩に笹の香り。 高野山を思いつつ安吉白茶といただきました。 七十二侯は、蚯蚓出(ミミズが出る)を迎えました。 蚯蚓は、地竜のこと。 別名は曲蟺きょくせん。 『歴解』に曰く、陰にして屈する者は、陽に乗じて伸び現れるとあります。 北宋 范仲淹 道服賛巻 范仲淹、字は希文、呉縣出身、北宋の著名な政治家、文学家。彼の有名な言葉「自分のことより先に天下のことを優先し、その後で自分のことを楽しむ」は今日まで語り継がれ、後世の人々から称賛されています。「道服賛」は、范仲淹が同年の友人が作った道服を称賛する文です。北宋時代は中国の歴史において道教が栄えた時代でした。多くの文人や学者は道教徒と交流することを好み、道服を披露するために家でも道教の服を着ていました。「道服賛」は、范仲淹が残した唯一の楷書作品です。文章は穏やかで力強く美しくも端正で文字は整然としています。 「後楽園」の名前の由来は、范仲淹の言葉でしたのですね。 ☆中国茶紅茶教室サロンドシャンティ香茶苑 web予約はこちらから 「今日もご訪問ありがとうございます。」 おひとりおひとりにとりまして幸せな一日でありますように☆彡