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最終更新日:2023/5/18

おやこパン教室 きみパン(埼玉県さいたま市北区)

パン作り初心者さんがパン屋さんで売られているようなパンが焼けるようになるお手伝いをさせて頂いています

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パンチって何ですか?
2025/5/10 23:11 UP

ご覧頂きありがとうございます😊
 
大宮パン教室 西村きみこです。
 


先日チャバタのレッスン時に、【パンチって何ですか?】とのご質問も頂きましたので、こちらでご紹介します。
 
何人かの方は、パン作りでのパンチが、強い力でグーパンチする訳ではないことに驚いていました😊
 
パン作り=力いっぱいこねる、ストレス解消に力を込めてたたく
イメージがあるのでしょうか😊




実際のパンチのやり方は、パン生地を広げて3つ折り2回、2つ折り数回して表面を張らせます。
 
パンチの意味
ガスを分散させる
→パンチ生地内の炭酸ガスの大きな気泡を小さい気泡に整えて、内層をきめ細かくする
 
グルテンを鍛える
→グルテン組織を直接刺激することで、グルテン組織が強くなる
 
イーストの活性を高める
→新しい酸素を取り入れて発酵を促す
 
以上3つの意味があるのですが、入れるタイミングやパンの種類によってその目的が変わりますので、さらに細かくご説明します。
 

 
一次発酵の前半で入れるパンチ。

まだ気泡があまり出来ていない状態で行うパンチは、グルテンの強化が目的です。
 
一次発酵の真ん中で入れるパンチ。

酵母菌が元気に働いて炭酸ガスが増えている状態で行うパンチは、新しい酸素を取り込むことが目的です。
 
一次発酵の後半で入れるパンチ。

発酵中に外部温度と生地温度のズレが生じて、気泡の大きさも大小様々な状態で行う後半のパンチは、生地温度と気泡の均一化が目的です。
 

 
水分量の多いパンの場合には、何度かパンチをすることでグルテンを繋いでいくことが目的です。
 


水分が多く緩い生地の時は、3つ折りや2つ折りは出来ないため、ヘラや手で生地を伸ばしてたたむことを繰り返しますよ^^
 
パン作りの参考になれば嬉しいです✨
 

『日曜こども大宮パン教室;自分でパンが焼けた!自分への信頼を自己肯定感につなげよう!』こんにちは。 大宮パン教室 西村きみこです。  日々、大宮パン教室と親交を頂きありがとうございます。 お子さんと一緒にパン作りできる時期は限られていて、宝物の…ameblo.jp

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先生情報
西村 樹美子
西村 樹美子
埼玉県出身

こんにちは。
西村樹美子と申します。
パン作り初心者さんがパン屋さんで売られているようなパンが焼けるようになるお手伝いをさせて頂いています。
パン作り歴24年。
大手パン教室師範科を卒業し、17年コンスタントに家族の為にパンを作って来ました。
夏休みとクリスマスの時期におやこパン教室を行っています。
どうぞよろしくお願いします。

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