隠していてごめんなさい。「体調が悪い」の裏にあった本当の理由

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最終更新日:2023/3/23

ワンちゃんネコちゃんの料理教室(滋賀県大津市)

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隠していてごめんなさい。「体調が悪い」の裏にあった本当の理由
2025/5/23 9:52 UP

   本当のこと、 告白します  
 
 
 
   
今まで言えなかったこと      
わたしは、学生の頃から、子宮内膜症と向き合ってきました。 子宮後屈とも診断され、生理のたびに激しい痛みに耐え、痛み止めで乗り切る毎日。   社会人になって症状は悪化し、 医師から言われたのは 「排卵を止めるしかない」という現実。 結婚もしていなかった私は ピルでの治療を選びました。  
   
結婚後、妊娠を望むようになってピルをやめましたが、なかなか授からず、やっとできた命は流産という形で終わりました。
その後も授からず、3年後に子宮内膜症の手術を受けました。
それでも妊娠には至らず、不妊治療を続ける中で、私はある問いに向き合うようになりました。
 
 
 
 
「このままずっと治療を続けて、
子どもができなかったら?
50代になって、仕事もお金もなく、
何も残っていなかったら、私の人生は?」
 
 
 
 
そこで私は一つの決断をしました。
 
 
 “子どものいない人生”を考えよう。  
 
 
自分の体と心を削ってまで授かりたいのか?
自分の人生をどう生きたいのか?
 
そう考えたとき、
子どもを持つことだけが幸せじゃないと思ったんです。
 
 
 
 
そんなタイミングで、
最愛の先代犬ピノが旅立ちました。
腎臓と心臓の病気を抱えながらも、何度も倒れては立ち上がって、寿命1ヶ月と言われながらも約1年も頑張ってくれた子でした。
16歳3ヶ月でした。
 
 
 
 
ピノがいなくなった喪失感は大きく、
「もうピノのところへ行きたい」
と思うほどでした。
妊活のために仕事も辞めていた私は、
何もすることがなく、
 
ピノのとこに行きたい
 
そんな思いを家族にぶつけてばかりいました。
 
 
 
 
でも、母の
「ちょっと動いてみたら変わるかもよ?」
の一言で、運動を始め、
YouTubeで竹脇まりなさんの動画に出会い、
気づけば夢中に。
運動を通して、少しずつ自分を取り戻していきました。
 
 
 
「私もYouTubeやってみようかな?」
 
 
 
 
そう思ったとき、真っ先に浮かんだのが、
犬猫の手作り食のこと。
私が伝えられるのは、
 
やっぱり犬猫のことだけだった。
 
 
 
動画配信を始め、お問い合わせが増え、
気づけば教室を開講し、
私は自分の人生を再び動かすことができました。
 
 
 
子どもがいなくても幸せな道を、
自分で作ることができた。
 
 
生徒さんに囲まれて、毎日が充実していて幸せでした。
世の中のわんにゃんを食事で幸せにするぞ!!
そんな思いで毎日楽しく過ごしていました。
 
 
 
だけど、、、
 
 
 
 
 
 
再び向き合うことになる  
 
 
 
 
去年の暮れ、生理でも排卵でもないときに激痛があり、念のため病院へ。
 
子宮腺筋症という病気も併発していると言われました。
 
 
おそらく内膜症は直腸や骨盤にまで癒着...とのこと。
 
 
生理痛、排卵痛以外に、
排便痛もあり、
 
痛み止めはあまり効かず、毎日痛みに耐えてます。
 
 
 
子宮内膜症にしても、
子宮腺筋症にしても、
治療は排卵を止めること
 
 
医師から、
「これが最後のチャンスかもしれない」
「もう一度、トライしてみないか?」
と言われ、改めて向き合うことになりました。
 
 
 
 
正直、今の生き方が楽しくて、毎日が充実している中で、また不妊治療に踏み出すのは怖かった。
辞めたくない気持ちもあって本当に本当に迷いました。
 
 
 
 
 
でも、
家族のことだし、
1人だけの問題ではないから夫とたくさん話し合いました。
ぶつかって、泣いて、
自分の思いをぶつけているうちに気付きました。
 
 
怖いことから逃げていた
 
 
私は、体外受精という不妊治療に踏み出すのが怖くて逃げていました。
でも今、現実を受け入れなきゃいけない状況に直面しているんだ、ということに気付かされました。
 
 
 
最終的に一緒に出た結論は、
 
 
 
 「もう一度だけ頑張ってみよう」  
 
 
体外受精は通院や毎日の自己注射があり、仕事との両立は困難。
私は仕事を辞めるという選択はできなかったので、
教室業を一時セーブし、ご迷惑がかからないYouTubeの配信に力を入れるようにしました。
 
 
 
 
そして、1回目の体外受精で妊娠判定!
7年ぶりに授かった命に心から喜びました。
 
 





 
しかし、結果はまたも流産…
先月手術を終え、次の生理が来たら治療再開予定です。
3回までと決めています。
 
 
 
でも、正直な気持ち、
赤ちゃんを望む気持ちはあるのに、
また流産したら…
奇形や障害があったら…
仕事も今の生活も手放す覚悟があるのか…
 
 
夫と話し合ったとき、
「どんな子でも受け入れる」と
思えなくなってしまっているんです。
 
 
 
 
今のわたしの、正直な気持ち  
 
 
今、私のそばには愛犬・愛猫たちがいてくれて、
彼らがくれる安心感に救われています。
 
仕事も心から楽しく、誰かのために役立てる日々が生きがいです。
 
それなのに、小さなお子さんを抱くママさんを見ては、羨ましさや妬ましさを感じる…。
そんな感情を抱くということは、
やっぱり私は子どもが欲しいのかもしれません…
 
 
 
 
最後に  
 
これは、まだ結果の出ていない話です。
だけど、この葛藤の中にいる「今のわたし」を、
いつか過去の自分が見返して
「よく頑張ったね」と言えるように、
残しておきたくて書きました。
 
 
 
 
教室やSNSで見てくださっている皆さんへ。
 
いつも明るく元気に見えるかもしれませんが、
私も迷いながら、それでも前に進もうとしています。
 
 
愛犬・愛猫と過ごす時間、
皆さんと過ごす教室の時間、
画面越しに伝えるYouTubeの時間、
どれも私にとって大切な居場所です。
 
 
 
今は、答えが見えない中にいますが、自分の気持ちと向き合いながら、目の前の命や仕事、そして人生を大切にしていきたいと思っています。
 
 
 
もし今後、少しお仕事をセーブさせていただく場面があるかもしれません。
ご迷惑をおかけすることもありますが、どうか温かく見守っていただけたら嬉しいです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
 
        中村彩子  
 

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先生情報
ポピー
ポピー
北海道出身

動物看護士として勤務した後ペットの食育について勉強。
資格をとり、ペットの料理教室を開催。
お花、動物が大好き♡
無添加、手作りの可愛いお菓子を作ってペットも人も健康に!
ペットの手作りごはん講座開催中!
ペットの手作りごはんでお悩みの方は是非お問合せお待ちしております。


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