安心して頂ける材料と季節感を大切にしております、フランス菓子教室です。
先日 仕事の取引先の某食品材料専門商社の展示会へ行ってきました
機械・原材料・包装などは商社を通さなければメーカーは取り合って
くれないものですが、それぞれ機械・原材料・包装とかなりきちんと
分野が区切られていて、それを越えて注文することはできないシステム
になっています。(わたしの知る限り・・・)
好きなチョコレートブランドVはやはり人気で寄ることもできず、
フルーツピュレなど気になるメーカーのものはこちらがパティシエでは
ないのでなんとなく遠慮して(関係ない人には説明もしないし、試食もない・・・)
ほかに声を掛けて下さるところのはあまり・・・美味しそうじゃない(笑)
そうこうすると、後半のブースまで来てしまいました。
ブースの最後に見つけたのは
㈱ユーハイムのバームクーヘンAI職人「THEO」くん(たぶん君よね)
ふだんは職人さんが付きっきりでバームクーヘンを仕上げていくわけですが
こちらはAIがコントロールしていくそうで・・・
「これはちょっとお客さんには提案できないわー。子供が集まる場所などは
喜ばれるかもしれないけれど」と伝えると、「最近はキッチンカーなどで
人気なのですよ」という営業さん。
へー、AIなのね。
お菓子屋さんのような手仕事は機械化できることもあれば、繊細な部分は
やはり人の手でしかできないこともあり・・・
それでも労働時間の問題、働くことに関して考えの世代的な違い、
そして人手不足。
最近このようなことが悩みだというオーナーさんが多いようです。
ほかには洋菓子協会に所属しない、コンテストに興味がない・・・など。
若者の意識を変える前に、まず私たち世代が時代に合わせていかないと
話してらっしゃった某パティシエさんの言葉が心に残ります。