かんたん薬膳ごはん

かんたん薬膳ごはん

(鳥取県米子市)

休止中

32度超えの暑さは、水キムチの仕込みにピッタリ!

高橋 育子 先生のブログ 2022/6/17 20:59 UP

夏に私が毎年作るものといえば、「水キムチ」!
韓国料理に出るあの辛いキムチと違う、前菜のキムチです。 韓国旅行をすると、かなりの頻度で出会う水キムチ。
冬に本場では冬に食べるらしいのですが、一年中食べても美味しいんです。 毎年作っていたものは、以前、韓国人の料理の先生に教えていただいたものをアレンジしていましたが、その先生のものは餅粉や粉唐辛子が入るもの。 私はもっと、簡単にサラッと食べたいので、「蜂蜜」を発酵させることに。 これが、大成功!! フルーツを入れても美味しいし、作るのも簡単。蜂蜜の酵素も乳酸菌も余すことなく摂れるので、栄養的にも結構いいと思います。 何より、このキムチスープは塩分と糖分がバランスいいので、熱中症予防やなりかけの初期に冷やして飲むと、改善しやすくなると思います。(←医学的な根拠はありませんが、実感です) 【作り方】 ①ミニトマトはよく洗い、ヘタをとって、皮を剥きます。 ②紫玉ねぎをスライスします。わけぎは3cmくらいにカット、レモンは輪切りを半分にカット。 ③保存容器やボウルに浄水かミネラルウォーター800C C、砂糖・塩各小さじ1、ハチミツ大さじ1を入れ、よく混ぜます。 ④③にトマトと紫玉ねぎ、ワケギを入れ、2重にラップをして、常温の冷暗所で発酵させます。 ⑤夏は1日、冬は3日程度で、シュワシュワ中から泡が出て酸味が出るので、毎日味見をして、お好みの発酵度合いになったら、冷蔵庫へ。(冷蔵庫へ入れても発酵するので、1週間を目処に食べ切ってください) 【薬膳ポイント】 ・トマトは夏の薬膳食材。血を作り、身体を潤し、シミを防ぎます。 ・キムチスープには乳酸菌が大量に含まれているので、腸の調子を整え、便秘や下痢に期待大。 ・野菜のほてった体の熱を冷ます薬膳効果で、夏の不眠やイライラ予防に。 ・ハチミツを使うので、乳幼児は控えます。

ブログサイトを見る 教室HPのURL

先生のブログ記事一覧へ
[PR]

特集