養生ふうど

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(愛知県名古屋市昭和区・瑞穂区)

なす好き必見!なすの薬膳的効能と「へびなす(ひもなす)」の食べ方・レシピ

松橋 かなこ 先生のブログ 2024/9/5 14:37 UP

なすがおいしい季節ですね。なすと一口に言っても、いろいろな種類があります。 今回は、なすの薬膳的効能とともに、少し珍しい「へびなす(ひもなす)」のおいしい食べ方・レシピをご紹介します。 これからの時期にぴったりの料理なので、ぜひお試しくださいね。 〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ ↑ 無料メールマガジン(週1~2回配信)をお届けしています。ご希望の方はこちらからご登録ください。 なすの薬膳的効能と栄養成分 なすには体内の熱を冷ます作用や、血流を改善する作用、利尿作用があります。 なすは、むくみの改善や食欲不振や胃もたれ、夏バテ解消などに昔からよく使われてきました。 また、なすに含まれる主な栄養としては、食物繊維やポリフェノール「ナスニン」、ビタミンC、カリウムなどがあります。 ナスニンは皮の部分に多く含まれていて、強力な抗酸化作用を持ち、老化の防止や生活習慣病の予防に役立つといわれています。 へびなす(ひもなす)とは|別名「マー坊なす」と呼ばれることも 「へびなす」という不思議な名前は、その細長い形状から付けられたもの。一部の地域では別名「ひもなす」とも呼ばれています。 へびなすには「マー坊なす」という異名もあり、これは、表面が鮮やかな紫色で麻婆茄子(マー坊なす)にぴったりの食材であることに由来しています。 へびなすの特徴は、通常のナスに比べて皮が薄く、加熱するととても柔らかくなること。味が染み込みやすいので、麻婆茄子のような料理にも向いています。 へびなすの選び方と保存方法 新鮮なへびなすは、艶があり、手触りがしっとりとしています。持ち上げたときに重量感があるものを選ぶとよいでしょう。 保存する際は、冷蔵庫の野菜室に入れ、新聞紙に包んでおくと鮮度を保つことができます。 へびなす(ひもなす)の簡単な食べ方・レシピ|麻婆茄子や揚げ浸しがおすすめ へびなすが手に入ったら、麻婆茄子を作ってみましょう。豚ひき肉の代わりに、大豆ミートを使うのもおすすめです。麻婆茄子のほかには、「揚げ浸し」などの料理にもよく合います。 材料( 2人前) へびなす 2本 豚ひき肉(または大豆ミート)80g ニンニク・生姜(みじん切り)各1片 ネギ(みじん切り)1本分 豆板醤・醤油・味噌 各小さじ1 酒 大さじ1 水 100ml ごま油 適量 作り方 へびなすは食べやすい大きさに切る。 フライパンにごま油を熱し、ニンニクと生姜を炒め、香りが立ったら豚ひき肉を加えて炒める。 豚肉に火が通ったら、豆板醤、醤油、酒、甜麺醤を加え、さらに炒める。 へびなすをフライパンに戻し、水を加えて数分煮込む。 味がなじんだら、ネギを加え、全体を軽く混ぜ合わせて完成! ポイント ・へびなすの「鮮やかな紫色を残したい」というときは、炒める前にさっと素揚げしておきます。 話題の野菜・へびなすをおいしく食べて健やかに過ごそう 直売所やマルシェなどで話題になっているへびなす(ひもなす)。 一風変わった見た目ですが、通常のなすと同じように料理に使うことができます。鮮やかな色なので、普段のナス料理が美しく仕上がるのも嬉しいポイントです。 直売所などで見かけたらぜひ手にとって味わってみてはいかがでしょうか。へびなすをおいしく食べて、身体の内側から健やかに過ごせますように。 ●薬膳とおばあちゃんの知恵をベースに「無料動画講座(特典付き)」と「養生ごはん便り(メルマガ)」を配信しています(画像をクリックすると登録フォームにつながります)。 養生ふうどでは、「養生ごはん教室(対面・オンライン)」や「我が家のごはん史づくり」、「取材・プロモーション支援」などの活動を行っています。

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