人を幸せにしてくれる美味しいイタリア料理
みなさまこんにちは。
ニュルンベルグは
食材の豊かな街だ
という印象を持ちました。
ホワイトアスパラガスは
季節物で日持ちがしないせいか
どのレストランでもある
というわけではなく
名物のニュルンベルガー
と一緒に食べたかったので
その組み合わせで
オーダー出来るかを
何軒ものレストラン
を聞いて回りました。
ようやく見つけた
レストランのテーブルに
着いたところ洗礼を受けました。
わたしの背後に居た
ドイツ人男性客がテーブルから
白ワインを行きよいよくこぼし
そのしぶきがわたしの
コート背面へかかって
しまいました。
すぐに店の人は床を拭いて
いましたが、わたしの服には
気づいてくれずこちらから
言ってようやく布巾を持って
来てくれました。
ワインをこぼした人に
わたしがそれは水なのか
白ワインなのかを尋ねると、
「白ワイン」と言いながら
ひたすら食べ続けていました。
わたし達はその態度に
唖然として店を出ました。
「日本の外へ出たこと」
を実感した出来事でした。
気を取り直し、店のリサーチ
を続けました。
次のお店の人達はとても感じが良く、
念願のホワイトアスパラガスの
ビネガーマリネ、ニュルンベルガー
とザワークラウトを頂きました。
結構な酸味に目が覚めました!
その夜、ローストしたお肉
を食べたくて選んだ店内に入ると
予約で埋まっている
とのことでしたが、
ちょっとお願いすると
1時間半ぐらいだったら良い
とのことで、テーブルに案内して
もらうこことが出来ました。
豚ヒレのメダルソテー
とキノコソースが美味しかったです。
お店の外観はクラシックで
素敵ですが、最初入り口が
わかりづらくうろうろ
してしまいました。
翌日のお昼は、ニュルンベルガー
を炭焼きしてくれる有名店
に行きました。
ニュルンベルグのレストランに
入ってよくあることの一つで、
民族衣装を着た女性店員は
美しいのですが、
絶対に笑わないのです。
たぶん性格が真面目で、
きちんと仕事をすることで
精一杯なのだろう
と想像しました。
ここのレストランは、
屋根の上の金の豚が目印です。
ソーセージがカリカリで
とても美味しかったです。
夜に訪れたレストランは
昔病院だった所を改装した、
川の上の橋にありました。
優雅な作りに感動しました。
日本人がとても好きそうな
作りだと思いきや、
やはり日本人のお客様が
いらっしゃいました。
ホワイトアスパラガスの
バターソテー、
ニュルンベルク名物
豚肩ロース塊のビール煮込み、
クヌーデルとザワークラウト
をいただきました。
ザワークラウトはクローブが
効いていてスパイシーでした。
すべてとても美味しかったです。
短期間でこんなにも小麦、
ライ麦(パン)、豚肉、
じゃがいもを食べたのは
生まれて初めてでした。
そして、改めて日本の外の料理
の味付けについて
感じたことがありました。
4つの味覚
(塩味、甘味、酸味、苦味)は
はっきりしているけれど、
うまみという味がない
ということでした。
和食の微妙な味は独特
だと思いました。
旅行記は続きます。
いつも読んでいただき
ありがとうございます。
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