味わい深いワンランク上のパン作り。発酵について学びながら次の日も美味しいパンを作りませんか?
毎年恒例のクリスマスの発酵菓子レッスンが無事終了しました
今年はまた最初に戻り、シュトレン(Stollen)、とオマケのパンデピス(pain d 'epices)の2本立てに💕
シュトレンは3年前のレシピとは全く異なるタイプに変更しました前回はドイツのクラシックタイプでしたが、今年はお菓子寄りのクッキータイプに
色々なタイプを試作している中で自分が一番美味しいと思えるレシピがこのお菓子タイプでした
クラシックタイプからすると少し邪道な感じもありますが(笑)、まぁドイツとは異なり日本のシュトレンには細かいルールはありませんから自由です
中に入るフルーツ&ナッツ漬けは今回は赤バージョン。赤ワイン、カシスリキュール、ラムなどの赤系のアルコールにフルーツやナッツをたっぷりと漬けたものを使用(ちなみに3年前は白バージョンでした)
シュトレンの基本の材料「レーズンとアーモンド」は必ず入りますが、他に5種類ほどのフルーツやナッツが入ります
10月にフランスから帰国してすぐに行ったのがこのフルーツ漬け
なんとかギリギリ2ヶ月漬けることができました
パンデピスの方は、パリで購入してきたスパイスと日本で売っているスパイスの違いが結構ありましてなるべくフランスのものに近づけるために工夫しました
元々パンデピスはハチミツをたっぷり使うお菓子で、ブルゴーニュのディジョンやシャンパーニュ地方のスペシャリテなので、そのエリアで取れるハチミツにフォーカスしました
ディジョンではひまわりやアカシアの蜂蜜が多いということでそれを使用するべく、こちらもパリで探して持ち帰りました。重かった〜(笑)今回はパウンドケーキのような型で焼くタイプに。
アルザスやパリのクリスマスマーケットではクッキータイプもたくさん売られています(まだ現地に行ったことはないのですが写真で見ることができました)
使用するハチミツが変わることでいろいろな味の変化が感じられるのも面白い点ですね!
ちょうどレッスンの1週間前にアルザスに行かれていた生徒さんが人形の形のパンデピスを購入してきて下さいました
可愛くて食べられない(笑)
今回は初の「2種類作るレッスン」だったのでなかなか準備が大変でしたが、ご参加の皆さんの笑顔に支えられて、楽しく終えることができました
実は私が一年で一番楽しみにしているレッスンなのです!ふふふ。また来年!