リエットにはカルダモン

皆さま、料理家でワインスペシャリストの沢樹舞です。今日は暑かったですね！でも、カラリとして気持ちの良い一日でした。シーツや綿毛布などを洗濯したり、床掃除をしたりしながらフト思ったのですが、わたしは一年のうちで、この季節が一番好きなんです（笑）。気分が良いので、あれこれと料理など。マグロのリエット。先日、スーパーで買った本マグロのアラで、自家製ツナを作ったのですが…その半分を、リエットにしました。ツナに、自家製の赤ワインらっきょうと、カルダモンと黒胡椒を加えて、フードプロセッサーで滑らかに。ツナも美味しいけれど、そこにらっきょうやスパイスの風味がプラスされたリエットは格別。リエットといえば、豚肉が一番ポピュラーだと思いますが、豚肉以外の肉や、サーモンやサバやツナでも美味。その際に欠かせないのがスパイスです。リエットのスパイスといえば、カルダモン。スパイスの女王とも呼ばれるカルダモンは、その品格ある香り高さが魅力です。なぜリエットにカルダモンなのかは不明ですが、カルダモンが無いとどうも締まりが無い…といいますか、圧倒的に物足りないのです。ほーんとうにスパイスって奥深い…わたしにとってもスパイスは欠かせない重要なアイテム。スパイスカレーに限らず、和洋中さまざまなジャンルにスパイスを使います。ほんのひとつまみのスパイスを加えるだけで、普段のおかずがぐっと新鮮に、目新しく、スタイリッシュに感じるから面白い。…5月の料理教室では、そんなレシピをお届けします。 Mai Sawa続きをみる 『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』