代官山イルプルー・シュル・ラ・セーヌのお菓子とおもてなし料理中心の少人数制の教室です。
現在、教室は運営を休止しております。
コロナ禍の中、外食がままならずで、お家ご飯中心の生活。
日々の献立に悩みますよね。
と思って何気なく手にしたこちらの本。
そう、東日本大震災をきっかけに電化製品や会社までも手放した方。
冷蔵庫も冷暖房も電子レンジも洗濯機も掃除機もない生活。
まず自分には無理!と思い、興味が湧かなかったのだけど、レシピ管理で悩んでいたところでの、このタイトルに惹かれた次第です。
基本はごはん、汁もの、漬物の一汁一菜。
ごはんはおひつに保存。
野菜はベランダに干すかぬか漬けに。
ご飯が一番の楽しみなのにこれでは寂しいのでは。。。
といっても、ご本人はこれが一番美味しいわけで、、実際に結構美味しそうな充実したご飯が紹介されています。
この本を読んでいると確かにレシピはいらない。
確かに昔はご飯にお味噌汁、煮物か焼き魚に漬物程度の食事。
いつの頃か日本の食卓は和・洋・中華、エスニックなど世界中の料理で溢れています。
こんなに様々な料理を作る民族は珍しいかも。
本屋さんにもネット上にもレシピ満載で、皆さんどのようにレシピ管理されているのでしょうか?
私自身も職業柄レシピには事欠かせないのですが、いまだに上手に管理が出来なくて、結局は特にレシピなんて見ることはなく、料理に励んでいる毎日です。
参考になったのはぬか漬け。
結構毎日食べることが苦痛になってだめにしてしまっていたのだけれど、この本を読んでから毎日ぬか漬けライフに変身。
例えば人参はせん切りにしてオリーブオイルとこしょうをかければキャロットラペに。
そう、ぬか漬けってオイルをかけるとまた違った風味になって旨味が増します。
キャベツなんてバリバリ食べられちゃいます。
またトマトやこんにゃく、厚揚げや油揚げなどもぬか漬けにすると美味しい。
刻んで炒め物にも使えるし、ほとんど調味料が必要なくなります。
これは本当に参考になりました。
お腹の調子も良くなって一石二鳥です。
ただ私の場合は一汁三菜位でないと寂しいのだけれど、ぬか漬けが様々に変化できるのであとのおかずも冷蔵庫を見てシンプルなもので済ませる事が多くなりました。
といってもレシピ本はなかなか捨てられないのですが・・・・
稲垣さんのような生活を真似するのは正直無理だけれど、考えさせられることや見習う部分は多々あります。
一読お勧めです。
レシピがいらない!アフロえみ子の四季の食卓 [ 稲垣えみ子 ] 楽天市場 1,650円
寂しい生活 [ 稲垣 えみ子 ] 楽天市場 1,540円
キット販売行っています。
現在はタルトT・Yとビルベッカ。
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