現在、教室は運営を休止しております。
今季は柑橘の当たり年で、我が家のみかん・柚子・かぼす・レモン…どれも美味しくいただいております。中でも、みかんが皮も薄く、良い顔をしています。皮を干して、陳皮を作るのが冬定番の手仕事。
むいた皮をただ干すだけでも良いのですが、白いワタをスプーンで丁寧に取ったものを干すと、それはそれは鮮やかなオレンジ色の陳皮ができるのです。むいてすぐ取るのがベストなので、我が家ではこたつの上のみかんの横にスプーンが常駐しています。
面倒な時は、ワタは取らず皮はそのまま干す。ワタありとワタなしの陳皮を作ります。ワタありは栄養がありますが、少しキメが荒く雑味があるので、煮物などに使います。ワタなしは色の美しさとパウダー状を生かし、七味づくり・パンおかしの類に使用。冬の健康を守ります。
埼玉県さいたま市生まれ、農家の家に育ち、新鮮野菜に囲まれながら育つ。大学卒業後、会社員として働きながら、マクロビオティックや野菜料理・スイーツを教室通いや独学で学び続ける。
2008年「旬菜工房くるみ」料理教室を立ち上げ、自身の教室運営の傍ら、主にさいたま市内を拠点に外部(生協・公共施設等)講師としても活動中。