大学時代に出会った先生のこと

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最終更新日:2024/4/22

泉北お菓子教室 Atelier de l'ange*(大阪府堺市南区)

安心して頂ける材料と季節感を大切にしております、フランス菓子教室です。

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Angelique* Tomokoのお菓子な日々

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大学時代に出会った先生のこと
2024/4/22 0:00 UP

先日 国立国際美術館での特別展
「古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン」を見てきました。
福岡での展示を見た学生時代の友達から
「こういうの好きだったでしょ。ぜひ見てみて」と連絡をもらっていたのでした。

子供の頃からなぜか遺跡とか、古いものが好きだったわたし。
記憶が確かなら、小学校の時に近くで見つかった遺跡の発掘現場へ
先生に連れてもらったこともある・・・。

その中でも一番印象に残っているのが
とくに何を勉強したいかもなく、大学にことごとく落ちたのちしようがなく入学した
大学で、出会った文化人類学者の大島譲二教授。

先生の専門分野(ミクロネシア・ゼミ)とわたしの興味がすこし違ったので
選択するコースは別でしたが、いわゆる一般教養としての文化人類学が
とてつもなく面白くて、いつもこの授業だけは一番前の席を陣取って
真面目に聞いていました。
京都大学文化人類学研究会に属してらっしゃったので、今思えば本当に恵まれていたのだと思います。
そして先生の教え子さんの出口晶子先生の続・文化人類学も面白かった!

ある時は京都にある先生のご自宅へお招きいただいたり、
ある時は設立までの準備期間に携わっていらっしゃったという
大阪・万博記念公園にある国立民族学博物館で課外授業をして下さったり
(それも数回にわたり、先生の解説付き)

今ほど簡単に調べ物ができる時代でもなかったので、ゼミは違っても
「その調べものにはこの本を読んでみなさい」と教えて下さったり、
本当にいろいろとわたしの興味のある分野を広げて下さった方。

先生がよくおっしゃっていたのが 『フィルールドワーク』
とにかく本の中だけでなく人の話を聞くだけでなく、
自分の足で現地に行って体験すること、感じること。

それが人生で一番大切なことですよ、と。

直感で前に進む時もあれば
じっくり考えてから行動することもありますが、

いつもこの言葉がわたしの中にあり
なにか迷ったりした時は先生のこのことばを思い出します。
ゼミの先生にもお世話になりましたが、あまり面倒見がよい方ではなく、
あまり気が合うこともなく・・・卒論は見かねた別の先生がアドバイスをして下さり、
今思えば好き勝手にさせてもらいました

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先生情報
Tomoko HORIGUCHI
Tomoko HORIGUCHI
お菓子教室主宰   大阪府出身

2003年に渡仏し、パリ・リッツエスコフィエのパティスリーコースを卒業。
同ホテルでスタージュ(研修)し、帰国後はお菓子に関する会社に勤めながら、週末にお菓子教室を主宰しております。


教室からのお知らせ

2024/4/20

5/2(木)14:00~ 春のお菓子の会を開催します。
どんなレッスンをしているの?作るのはハードルが高いけれど・・・という方、ぜひご一緒しませんか。

2022/3/22

HPが出来ました。
https://atelierdelange.wixsite.com/atelierdelange

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