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あると便利なオススメ道具ベスト10!
田村 里夏 先生のブログ 2021/5/16 9:30 UP
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大人女性のためのプレゼントしたくなるお洒落なお菓子教室Casa Rica の田村里夏ですいつもご訪問くださり、ありがとうございます。今日は、私が、コレは買って良かった!お菓子作りに便利な道具ベスト10!と題して、私が日頃、重宝している道具類を、ご紹介したいと思います。2015年にル・コルドンブルーに入学して初めて出会った道具から、最近買った道具まで、数え切れないほどの道具を持っていますが、その中から「やっぱりコレは買って良かった!」と思える道具を、私の独断と偏見で10個に絞ったのがコチラ①シルパットシルパン繰り返し使えるオーブンシート②オーダー天板③赤外線温度計④オーブン庫内用温度計⑤3mm.5mm.10mmのルーラー⑥木製ストレッチスタンド小(のし板)⑦マイクロプレインのゼスターグレーター⑧ホーロー角バット⑨食パンカットガイド⑩クリップシーラーZ-1もちろん、これらの道具がなかったら、お菓子が作れないわけではありません。もし持っていれば・・・・お菓子が益々上手になる!・お店のお菓子のような美しいお菓子が作れるようになる!・ストレスなくお菓子を作れるようになる!・ますますお菓子作りが楽しくなる!そんなことが叶えられるイメージの道具です。それでは、一つ一つ、詳しく写真付きでご説明いたしますねまず…シルパット、シルパン(イメージ画像です)こちらは既にお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。まだ持っていらっしゃらない方のために、ご説明しますと…シリコン製のオーブンシートのことです。シルパットとシルパンって、そっくりな名前で、紛らわしいのですが、それぞれには特徴があり、ぞれぞれに向いているお菓子があります。どちらも素材は同じで、グラスファイバーにシリコンコーティングがされたオーブン用のマット。マイナス40℃~300℃までの温度帯で使えますので、どちらも冷凍庫でもオーブンでも使用でき、洗って繰り返し何度でも使えます。経済的なところも魅力ですね。まず、シルパット(コッタさんから画像をお借りしました)表面がツルツルしています。向いているお菓子は、マカロン・ダコワーズ・ジェノワーズ・ビスキュイなど、柔らかい生地や、しっとり仕上げたい、そんなお菓子に向いています。表面がつるっとしているので、焼き上がったお菓子も剝がしやすく、裏面(底)も、お店のお菓子のように美しく焼きあがります。一方のシルパンはこちら(コッタさんから画像をお借りしました)メッシュタイプで、網目状に穴が開いています。向いているお菓子は、サクサクに仕上げたい、クッキー・タルト・パイ生地などです。それらの生地を焼いている時に、メッシュ状に開いた穴から余分な水分や油が落ちるので、サクサクに仕上がるというわけです。底から蒸気が抜けるので、底面に凹凸がなく、表面はもちろん、裏面も平らに美しく焼き上がります。もちろん、市販の、いわゆる使い捨てのオーブンペーパーでも、ひととおりのお菓子を焼くことができます。でも、焼き比べてみると、焼き上がりの形やお味は、シルパットやシルパンを使う方が、プロっぽく、美しく焼き上がります。又、使い捨てのオーブンペーパーは、オーブンの中に入れると、庫内の風で、ペラペラめくれ上がってしまったりすることがあります。(そういう時には、磁石で四隅をとめて浮き上がらないようにする、という対処法もありますけどね)シルパットやシルパンは厚みがありますので、オーブン庫内の風で浮き上がることもなく、ストレスフリー!長い目で見ると、使い捨てのオーブンペーパーよりも、シルパットとシルパンの方が、環境にも、お財布にも優しいのかもしれません。シルパットとシルパンは、メーカーにより、お値段に結構バラツキがありますので、もしお買い求めの際は、よく調べて、比べてみてくださいね。比較的、お手頃なのは、コッタさん(製菓材料店)のシルパットとシルパンです。ずっとフランスのマトファー社のシルパットやシルパンを使っていた私も、最近は、コッタさんのお手頃価格のシルパンやシルパット(どちらも中国製)も、併せて使わせてもらっています。どちらか一枚だけ買ってみたい方には、ご自身が何をよく作られるか?もしくは、何に挑戦なさりたいか?で考えてみられてもいいかもしれません。もし、マカロンに挑戦したい方は、シルパットを!そして、サクサクで美しいクッキーやタルトを焼けるようになりたい方には、シルパンを!一枚持っておかれることを、オススメします。シルパットとシルパンとは素材が異なりますが、同じオーブン用のシートに繰り返し使えるオーブンシートがあります(コッタさんから画像をお借りしました)使い捨てのオーブンペーパーよりは、丈夫なので、こちらも洗って何度も使えるオーブンシート。使い捨てオーブンペーパーの代わりに、様々なシーンで使えます。クッキー生地を伸ばす時も、焼く時も!マカロンを焼く時も!スポンジやパウンドケーキを焼く時も!このように型の大きさに合わせてカットしておけば、焼く度に、オーブンペーパーをカットしなくて済みますので、大変便利!シルパットとシルパンに比べると、耐久性は落ちますが、用途は広いので、まずはこちらを使ってみられるのも、いいかもしれませんね。続きましてのおススメ道具は…オーダー天板これ、ホントにオススメです!まっ平で縁がないんです。お自宅のオーブンにもともと付いている天板って、真ん中が盛り上がっていませんか?真ん中が盛り上がっているのには、オーブンメーカーさんのお考えがあって、あえてそのような作りにされているようですが、お菓子を焼く私にとっては、非常に不便に感じます。特に、マカロンは、天板が盛り上がっている天板で焼くと、まん丸く綺麗に焼けず、ちょっと楕円形になってしまいます。残念ですよね。他にも、例えば、スポンジ生地(ジェノワーズ)を焼く時に、天板の真ん中に、型を一つだけ置ければ、まだいいのですが、仮に二つの型を同時に焼こうとすると、型が微妙に斜めに置かれることになり、全体に均等な高さに焼くことが難しくなります。そんな悩みを解消してくれるのが、オーダー天板なのです。自分のオーブンのサイズに合わせて、ミリ単位でオーダーできる天板。 本当にありがたいですことです。マカロンも丸く焼けますし、天板のどこに型を置いても傾かない、など私はこのオーダー天板のお陰ですっかりストレスフリー!又、オーダー天板には、縁がなく、まっ平なので、オーブンの庫内を広く有効に使える、という利点もあります。レッスンで使用したものと同じ大きさのロールケーキ天板が入らなかった生徒様から、「オーダー天板に変えたら、教室と同じ大きさのロールケーキ天板が入りました!」というご報告もいただいています。このオーダー天板は、コッタさんで注文するのが、おススメです。ミリ単位の大きさで注文ができるのに、お値段がお手頃!教室のガスオーブンに合わせてオーダーした天板の大きさは、32.5㎝×42㎝ですが、一枚3,500円程度だったと記憶しています。初めて試しに一枚オーダーした時に、ちゃんと測ったつもりなのですが、数ミリ大きすぎて、オーブンの扉が閉まりきらない・・・という失敗を一度、私はしたことがありますので、注文される際には、正確な寸法を測ってくださいね。庫内のサイズを、まずざっくり測ってみてから、その大きさに段ボールを切り抜いて、実際にオーブンの中にその段ボールを入れてみて、扉がちゃんと閉まるかどうかを確認されてから、オーダーなさるといいですよ。では、続きましては…赤外線温度計お菓子作りは科学!と言われるほど、お菓子作りには、温度がとっても大事です。食品に差し込むスティックタイプの温度計でももちろん良いのですが、この赤外線温度計を使うと…・瞬時に温度を測れる・使う度に温度計を洗わなくて済む・手が汚れないなどの利点があり、ストレスフリーなのです。同じ赤外線温度計でも、様々なメーカーの製品がありますので、ご興味のある方は、よく調べてみてくださいね。ご参考までですが、私が愛用しているのは、上の写真のAD AD5619 放射温度計です。続きましては…オーブン庫内用温度計こちらは、オーブン庫内に入れて、庫内の正確な温度を計るためのオーブン庫内専用の温度計です。あまり大きな声では言えませんが、オーブンに表示される温度って、実は、余りあてになりません。特にオーブンを予熱した際に、予熱が完了しました合図のピピピーっと鳴っても、信じない方が無難です。実際には、設定した温度よりも、20℃〜50℃くらい低い場合があるのです。レシピ通りに作っているのに、なぜか美味しく焼けない…と悩んでおられる方は、もしかしたら、オーブンの予熱が、正しくできていない可能性が考えられます。そんなお悩みをお持ちの方は、オーブン庫内専用の温度計で、正しく庫内の温度を計りながら、お菓子作りをされることを、おススメします。これがあれば、庫内の温度は正確に計れますので、お菓子の成功率はグンと上がると思いますよ。続きましては…ルーラークッキー生地やタルト生地を均等に伸ばしたい時や、スポンジを均一な厚さにスライスしたい時に、あると便利なルーラー。私は3mm、5mm、10mmの3種類×2本ずつのルーラーを持っています。3mmのルーラーは、クッキー生地やタルト生地を伸ばす時に、5mmのルーラーは、フロランタン用のサブレ生地を伸ばす時に、10mmは、スポンジ生地をスライスする時に使っています。スポンジ生地を13mm厚にスライスしたい時は、3mmと10mmのルーラーを重ねて使っています。ホームセンターでも、木製の棒を、お好きな厚さにカットしてもらえるそうです。そちらもお手頃価格だと思います。私個人的には、コッタさんのコッタオリジナルのルーラー(アクリル製)が、リーズナブルでオススメです。3mmルーラーでも、1本253円。 2本必要なので、2本買っても500円ちよっと。一度買えば、一生使えますし、あると便利ですよ。続きましては…木製ストレッチスタンド小(のし板)こちらは、コンパクトで、軽く、手軽に使いやすいのし板です。私は、クッキー生地やタルト生地を伸ばす時に、よく使っています。伸ばしている間に、生地が柔らかくなってきたら、そのまま冷蔵庫や冷凍庫に入れて、冷やすこともできるサイズなので、本当に助かっています。また、マドレーヌやフィナンシエなどが焼けた時に、まずこののし板に取り出して、粗熱を取るようにしています。以前はケーキクーラーに焼けたマドレーヌやフィナンシエを取り出して冷ましていたのですが、網の跡がつかないように、時々ひっくり返したり…していました。焼きたてのマドレーヌやフィナンシエを、こちらの板の上に取り出して粗熱を取るようにしてからは、ケーキクーラーの跡がつかなくなり、ストレスフリー!ご参考までに、私が使っているのし板の商品名は、木製ストレッチスタンド/小、30cm×36cm、で、冨澤商店さんでお取り扱いがあります。続きましては…マイクロプレインのゼスターグレーターこちらは、主にレモンやオレンジの皮を削る時に、私は使っています。
私はレモンのお菓子をよく作りますので、レモンの皮の黄色い部分だけを簡単に削れるこちらの削り器は、使い勝手が良くてオススメです。又、タルトやタルトレット(小さいタルト)を焼いた時に、縁がギザギザに焼きあがってしまうことがあるのですが、そのギザギザは、このゼスターグレーターを使うと、きれいに簡単に削れます。レモンのお菓子を作る機会が多い方にはオススメです。続きましては…ホーローの角バット
直火もオーブンもOKのホーローバット。私は、大中小のホーローバットを持っていますが、中サイズは、スフレチーズケーキや、テリーヌなど、オーブンで湯煎焼きする時に使っています。
このような蓋つきのホーローバットもあり、そちらには、カットしたフルーツを保存したりしています蓋がついているので、重ねて冷蔵庫に入れられるのも便利です。大きめのホーローバットでゼリーを作ったり、大きなプリンを焼いたり、ティラミスを作ったり・・・。
それをそのまま蓋をしてパーティに持っていく、なんてこともできますね。そのまま食卓に出しても違和感のない白いホーローバットは、使い道が色々あって便利です。続きましては…食パンカットこちらは、最近購入した食パンをスライスするためのガイドですが、私は、パウンドケーキをスライスする時に使っています。パウンドケーキを均等な厚みにカットするのが苦手だった私は、この食パンカットを使うようになってからは、ストレスなく綺麗に均等にカットできるようになりました!プレゼント用にパウンドケーキをカットして個包装することが多いので、不器用な私にはとってもありがたい道具です。最後は…クリップシーラーこちらは、ハンディータイプのシーラー。焼き菓子を個包装してプレゼントする機会が多い私。このクリップシーラーは、本当に重宝しています。軽くて、パッと取り出しやすく、使いやすい!コンパクトなので、収納の場所もとりません。シーラーも色々な種類があるようですが、ご家庭で使われるレベルなら、こちらのシーラーがイチオシです。ちなみに私は、Amazonで買いました。以上、私がホントーに買って良かった道具を、今日は10個ご紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?少しでもご参考になりましたら幸いです。すごーく長くなってしまいましたが、最後の最後までお読みくださり、ありがとうございました。皆さまがお菓子作りがますます楽しくなって、ますます上達されますように
先生情報 |
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田村 里夏 |
2016年 1月 ル・コルドンブルー・東京校製菓コース基礎クラス修了。2016年 4月〜12月 ル・コルドンブルー・マドリード校(スペイン)にて中級・上級クラス修了。製菓ディプロマを取得。2017年5月より浦安市の自宅にて、プレゼントしたくなるお洒落なお菓子教室をオープン。現在に至る。 プロフィール詳細をみる |