今回ひとつめのお教室『Salon de rouge(サロン ド ルージュ)』は、世田谷駒沢大学の近くの閑静な住宅地にあります。
レッスンメニューの説明
赤を基調とした洗練されたキッチンと、ハロウィンシーズンに合わせて可愛くセッティングされたダイニングテーブルに囲まれながら、本日のレッスンメニューの説明です♪
教えていただくニジマス料理は、
◇ニジマスのカレー風味グリル~チーズソースと共に
◇ニジマスのレーズンマリネ
あたたかいニジマス、冷たいニジマス2種類のおいしさが楽しめます。
それに加えて、ふんわりフォカッチャとシュワシュワゼリーのデザートという、そのまま楽しいパーティが開けてしまいそうなメニューです。
また、今回もクスパでは「ニジマスレッスンあるところにはこの人あり!」でお馴染みのニジマス博士が参加されています。
実は知らないニジマス豆知識を、たくさん教えていただきました。
実習~ニジマスの下処理~
ニジマスといえば、どうしても省く事ができないのが下処理!!
簡単かつ見栄えのするメニューを得意とする川越先生といえど、ここだけは手抜きを許しません。
今回のお教室でも、一番時間がかかったのはやはりこの下処理の作業。
とは言っても、さすが先生!
とても丁寧にわかりやすく、下処理のコツを教えてくださいます。
今日は先生だけでなく、生徒さんおひとりおひとりが、何尾も処理をしていましたが、先生のお手本を見たあとは、みなさん手際がとってもスムーズ!普段は気づかないような、微妙な力加減や魚の扱い方を教わり、面倒な小骨もスルスルと取れてしまったようです。
実習~ニジマスをオーブンの中へ~
たくさんのニジマスの下処理を終えたら、半分はグリル用に飾り包丁を入れ、表面とお腹の中にしっかりカレー風味のあわせ調味料を塗り、オーブンでこんがり焼きます。
その間に、マリネ用のニジマスを三枚におろし小骨を取って、一口大にカットします。
そして、塩、こしょうをしたあとで、小麦粉をまぶしてオリーブオイルを塗り、こちらもオーブンの中へ。
ニジマスを焼いている間に、グリルのチーズソースとマリネ液を仕込むのですが、これがまた素晴らしく簡単!
グリルのチーズソースもお魚のマリネも、華やかでパーティらしいメニューですが、普段作るにはちょっと手がかかりそう…と敬遠しがち。
でも、今回使うのはフライパンと電子レンジだけなので、あっという間に、まるでフレンチレストランで味わうようになめらかなチーズソースやフルーティなマリネ液の完成です。
今回のテーマは「子供向け」ですが、ワインと合わせれば、大人も大喜びの洗練されたお味です。
実習~盛り付けましょう~
ソースが完成するころには、ニジマスも焼き上がるので、いよいよ盛りつけへ。
『ニジマスのカレー風味グリル』が、白いお皿に注がれたチーズソースにそっと乗せられると「レストランみたい!」「フルコース!?」と歓声が上がるほど美しい一品に!
『ニジマスのレーズンマリネ』も、玉ねぎ・人参・セロリなど彩り野菜がたっぷりで華やか!栄養バランスも抜群の一品です。
こちらは、あらかじめ冷蔵庫で冷やしておいた器に盛りつければ、もう完成です。
あっという間にお洒落なニジマス料理2品が出来上がりました。
楽しくおしゃべりをしながら、試食
お魚を焼く料理というと、どうしてもパサパサとしてしまいがちですが、オーブンで焼き上げられたニジマスはふっくらやわらかくジューシィに。
試食では、こうしたニジマスのグリルやマリネを、今回一緒に作った『フォカッチャ』で挟んで食べる川越先生オススメの食べ方でも楽しみました。
そして、これらのニジマス料理をおいしく頂いたあとのデザートは、子供が大好きなサイダーのシュワシュワ感を楽しめる、不思議なゼリーが登場。
こんなデザートを出されたら、お母さんの株もぐんと上がりそうです。
今回は、レッスンに参加していただいたニジマス博士のおふたりからニジマスの色々な豆知識をたくさん教えていただきながら、楽しくおいしくニジマスをいただきました。
デザートを食べ終わる頃に、ニジマス博士からニジマスのお土産が登場。
クスパの読者にはお馴染みの「ヘルシーニジマスくん」のCDと、ニジマスのスモーク…なんとその名も『ニジマス薫(くん!)』。
骨まで柔らかく、まるごと食べられるそうです。
こちらも子供が喜んで食べてくれそうなニジマスのアレンジですね。
ニジマス
国産ニジマスは、美しい山々の谷間を流れる澄みきった渓流や、大地に湧き出た泉の水を、贅沢なまでにふんだんに使って育てられているクリーンでヘルシーな養殖魚です。
全国養鱒振興協会
全国養鱒振興協会は、我が国の素晴らしい環境で育った国産ニジマスを、養殖魚だからこそできる安全性とともにPRし、学校給食や食育の教材としても取り上げていただいています。