ドレスコードとは? 服装規定のこと。それぞれのシーンにあわせて適切な装いをすることは男女ともに大切なマナーのひとつです。先日、小室圭さんが 秋篠宮家に結婚のご挨拶に行かれた際のファッション紺色のスーツ、白いシャツにレジメンタルのネクタイ。この装いを評論家のかたは「 結婚という一世一代のご挨拶にしてはカジュアル! 」 と指摘されていました。では、この場合どのような服装だと合格点でしょうか?まず、覚えておきたいドレスコードはフォーマルセミフォーマルインフォーマルフォーマルは最も格の高いドレスコード「燕尾服」「モーニング」「ブラックタイ」 日本で暮らしていると宮中晩餐会に招かれでもしないかぎりは結婚式の時くらいでしょうか。そして準礼装のセミフォーマル略礼装のインフォーマルと続きます。 結婚のご挨拶の場合ダークスーツがふさわしいと思いますが、小室さんのこの日のスーツは縦のストライプの入った濃紺のスーツに右下がりの斜めストライプ柄のネクタイ。「 スーツは無地の黒でも良かったのではないか 」「 ネクタイはアメリカ式 」とファッション評論家のご意見。 確かに、テレビに映る小室さんのネクタイ柄に少しだけ違和感がありました。レジメンタルと呼ばれるストライプ柄のネクタイ。日本でもイギリスでも定番の柄ですがその斜めストライプが逆!位置だったのです。写真のように、イギリス式は右から左へと下がり、アメリカ式は逆に左から右へと下がります。 日本の皇室は伝統的に英国王室のマナーを取り入れてきましたので確かに、英国スタイルが自然でスマートかもしれません。レジメンタルタイの歴史は17世紀頃イギリス軍の軍旗がベースとなっています。陸海空軍ごとに旗にあわせた異なる色のストライプのタイを制服で採用するようになったことからレジメンタル regimental タイ = 連隊のネクタイと呼ばれるようになりました。19世紀ヴィクトリア時代イギリスの名門大学でもスクールタイが誕生し出身校を示すアイテムにもなっています。階級社会のイギ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』