手ごね&機械ごねパン教室です パン作りに必要な知識・技術が幅広く身につきます*
大量にある「富山県産小麦ゆきちから」を消費しようとまだまだ試しています。 何とか夏までに使い切りたい。 それには一番食べやすい食パンとして消費したい。 2斤のプルマンブレッドならどんどん消費できそう... 何とかこの粉でしっとりモッチリ美味しいプルマンを焼きたい! と、いろいろ焼いています。 今回のこだわりとして、できるだけシンプルな材料で作りたい、 というのもあって。 つまり、生クリームやはちみつなどでしっとりさせるのではなく、 製法を変えることでパンの食感がどれだけ変わるのか試してみたい、という思いもありました。 ひとつの粉で思う存分試行錯誤できる、よい機会ですからね。 最初はストレート法での長時間発酵で、粉に充分吸水させようとしました。 結果は、う〜ん。 次は70%の中種法で焼いてみました。 粉の70%を中種にしてから本ごねに加えて捏ねる方法です。 食パンといえば中種法、と言われるくらいなので期待していましたが... やっぱり、う〜ん。 ゆきちからのタンパク質は11%前後。 準強力粉に当たります。 高タンパクの外国産とはタンパクの性質が異なっているらしく、グルテン膜を繋げるのが難しい。 そして今回試したのは湯種法。 粉の50%を湯種にして本ごねに加えます。 湯種法とは、粉の一部を熱湯で捏ねてデンプンをアルファー化させてから本ごねに加える方法です。 すでに加熱されている状態の種を加えることで、焼き上がった生地全体がしっとりモチモチになります。 とても人気の製法ですね! ただ、湯種にした粉の分のグルテンはできないので、そのための対策が必要です。 さて、その結果は... しっとりモッチリでふんわり! そうそう。この食感。 ほぼほぼ、ねらい通りの焼き上がりになりました! これでこの粉をどんどん消費できそうです!!
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辻製菓専門学校別科 製パン技術講座修了
製菓技術講座修了
ジャパンホームベーキングスクール認定教室
ナチュラルフードコーディネーター