バゲットのクープが鉄アレイにならない対策

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最終更新日:2022/1/4

北摂手ごねフランスパン教室「カラフルバゲット」(大阪府豊中市)

バゲットのクープをバリっと気泡をボコボコに作るフランスパン教室大阪豊中

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バゲットのクープをバリっと気泡をボコボコに作るフランスパン教室:豊中市

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バゲットのクープが鉄アレイにならない対策
2025/2/2 8:15 UP

今日もお疲れ様です。
 
大阪フランスパン教室
 
カラフルバゲット 主宰の甲賀なつ美です。
 

 
  今日は、クープが真ん中だけ開かず両端だけ開く、所謂「鉄アレイ」になってしまう方や、複数クープのどこか「だけ」開かないというお悩みをお持ちの方へ贈る記事です。
 
まず、どこかクープが開くのであれば、生地は適切に作れているということなので、自信を持ってくださいね。
 
大丈夫。必ず全部クープは開きますよ!!
 
もうこうなったら原因は、均一じゃないからなのです。
 
均一とは、
 
・生地の厚み
 
・力のかけ方
 
・クープナイフの入れ方等全ての作業についてです。
 
生地は重なっているところが膨らみます。
 
長さを出す時に真ん中から引っ張ってしまった場合は、真ん中だけ生地が薄くなりますね。
 
そうなると膨らむのは両端。
 
クープから圧が出るのも両端に逃げてしまうので、真ん中はしーーん。となってしまうのです。
 
クープは真ん中だけ開くんです・・という場合も生地の厚みが真ん中だけ厚かった、とか、成形の時に端を伸ばしてしまった・・といった理由が考えられますね。
 
あとは、厚みも長さも均等に出来たはず!
 
なのにここだけクープが開いたんです・・という場合には、クープナイフをどう入れたか見直していただきたいです。
 
本当に厚みも長さも均一にできた成形に、クープナイフの操作を誤って右の1本が他よりも長くなってしまった!と仮定します。
 
どのようにクープが開くかというと、成形で綺麗に均一にできたとしても、1本が明らかに長くなってしまった場合には、その長くなったところが1番クープが開きます。
 
存在感が大きいからです。
 
そこめがけて圧が逃げます。
 
ここだけエッジが立っているかもしれません。
 
どこかだけ短かったら、そこだけクープが開かないです。
 
こういうことなんです。
 
まずは均一を意識すること。
 
その上で、クープが均等かどうかということですね。
 
是非次回意識して見てみてくださいね。
 
 
本日は以上です。
 
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先生情報
なつ美
なつ美
東京都出身

早稲田大学教育学部卒業後、金融業界に13年勤務。
ワンオペワーママをしながら、製パン専門学校に通う。
退職後、小麦粉について学び、2019年10月フランスパン教室「カラフルバゲット」を開業。

パン作り初心者さんからパン教室講師の方まで、バゲットをクープパックリ、気泡をボコボコに作れるように理論的に学ぶ教室です。

お家でバゲットが焼けない原因を一緒に解決します。


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