何のために食事をするの？
あなたは何のためだと思いますか？
「お腹が空いたから」ですよね。
 
では、どうしてお腹が空くのでしょう？
どうして、食事をするのでしょう？
 
食事するということは食べ物を体内に取り入れること。
体を作るための材料にするため
人間が毎日の生活を送るために必要なエネルギーを補給するためです。
 
 

 
しかし、現代では
体を作るための材料にするためという面にばっかり目をむけてきたわけです。
 
タンパク質は血や肉になる。アミノ酸は頭をよくする。カルシウムは骨や歯を作る。
ビタミンCは肌を美しくする。リノール酸はコレステロールを取り除くなど
体つくりの動きを言ったものばっかりです。
 
人間はエネルギーなしでは一秒たりとも生きていけないのです。
 
生きているということは、体温が保持されているということです。
体温を保持するには体内でエネルギーを燃焼させなければなりません。
 
だから、私たちが食事をするのは、体温を維持するためのエネルギーを補給をするということなのです。
 
寝ている間も絶えず体内を血が流れて、心臓が動いています。
 
人間が生きていきためにはまず、満たされなければならない条件は体温を一定に保つことです。
それにはエネルギーを十分に摂取することなのです。
 
血や肉や骨や歯を作るのもエネルギーが必要です。
ですから、わたしたちの食べたもののカロリーの大半は毎日エネルギーとしてなくなります。
 
ブランドの高級な肉を食べても、生きていくためのエネルギーが不足していたら、
体の栄養になどならないのです。タンパク質を体の材料にするためには、一日の消費カロリーに
見合うだけのエネルギーがなくてはならないのです。
 
糖質制限が意味がないことがお判りになりましたか。
 
エネルギー源は糖質

 
エネルギー源として理想的な食べ物は？
 
食べ物には「主食」「副食」にわかれます。
主食は主に炭水化物（糖質）米、麦、穀類、イモ類
 
まれに、民族によって炭水化物以外の栄養素を主食にしてる（エスキモー人は肉が主食）
日本人は主食が米です。
副食は、肉、魚、野菜などです。
 
五大栄養素
炭水化物、タンパク質、ビタミン、無機質、脂肪の五つです。
 
炭水化物、タンパク質、ビタミンは体内で酸化燃焼してエネルギー供給源となる。
この三つを三大栄養素と呼んでいる。
 
1グラムが燃焼するときに発生するエネルギーは
炭水化物―約４カロリー
タンパク質―約4カロリー
脂肪―約９カロリー
となってます。
炭水化物とタンパク質が同量、脂肪が約2倍の計算です。
これらはいずれも燃えるのです。
 
燃えるのならば二倍のエネルギーを出す脂肪が一番効率的
炭水化物とタンパク質はどちらを食べても同じじゃないかとおもいますよね。
 

 
しかし、これらの燃え方に大きな差があります。
 
燃え方の違いです。燃えカス、老廃物の差です。
 
これがわかっている方が少ないと思います。
 
炭水化物（糖質）
体内で消化されブドウ糖に変わり、すぐにエネルギー源として燃える。
燃えカスは二酸化炭素と水に速やかに体外に排泄される。
 
タンパク質
窒素を含んでいるのでエネルギーとなるためには、肝臓で脱アミノ化というプロセス
が必要です。窒素は腎臓で尿素となって体外に排泄されます。
 
脂肪
燃えると高エネルギーを生み出す。
脂肪酸の燃えカスが、肝臓に負担をかけたり、血管の内壁にくっついたりして、血行を悪くする。
高エネルギーということは、必要以上のエネルギーを摂り、肥満を促進する原因
 
ですから、
タンパク質、脂肪からエネルギーを得ると体に余分な負担をかけてしまうので、エネルギー源は
単純に燃え、燃えた後にかすの残らない炭水化物で賄うことが望ましいのです。
 
 

 
同じエネルギー源になる食べ物でも、タンパク質や脂肪が主食にならないということがお判りいただけましたか。
 
「副食」は副（そ）えもの程度にとるだけで十分だからです。
 
「主食」は人間の体にあっている内臓に負担をかけない食べ物
主にこれを食べなさいといった意味で「主食」なのです。
 
炭水化物の食品を減らしたり、まったく食べなかったりして、肉や乳製品をたくさんたべなさい。
というの戦後の栄養教育がありましたが、現代ではダイエットのために糖質制限をしています。
人それぞれの考え方があると思いますが、体内でどのように食べ物が燃えるのかは人間である以上一緒であるということです。
 
 
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そのため消化が良いです。
合成添加物も体の消化に負担がかかります。
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日本は添加物天国です。
市販のものはほとんど食べられません。
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