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(東京都渋谷区)

【保存版】ローフードの真実を専門家が答えますQ&A

安藤千英 先生のブログ 2025/4/20 16:56 UP

スムージーは寿命を縮める!?
ローフードの真実を専門家が答えます


こんにちは。
リビングフード(ローフード&発酵)の専門家、
料理家の安藤千英です。


最近、こんな声をよく耳にします。


「スムージーって体に悪いって聞いたんですが…?」


「ローフードってサラダばっかり?」


「体が冷えるんじゃないですか?」


SNSやネット上では、“健康に良い”とされてきた食事法が、ある日突然「危険」と言われることもありますよね。


でも、それって本当に正しい情報なのでしょうか?


今回は、そんな不安や誤解をクリアにするために、ローフードのよくある質問とその答えを、専門的な視点で丁寧にお届けします。




Q1. ローフードってサラダばっかりでしょ?
A:たしかに“生野菜”はよく使いますが、ローフードは決してサラダだけではありません。


火を使わずに作れる
・ラザニア
・ピザ
・スイーツ
・ナッツチーズ
など、見た目も味も大満足なメニューがたくさんあります。


「生=シンプル」ではなく、「生=クリエイティブ」。
驚きや発見のある、五感で楽しむ食事なんです。
(写真はrawで作るピザ)



Q2. 100%生じゃないと意味がないの?


A:そんなことはありません。ローフードの目的は、“完璧にやること”ではなく、“体を整えること”。


発酵食や加熱食、ヴィーガン料理などと自由に組み合わせながら、自分のペースで取り入れてOKです。
たとえば「朝だけスムージー」でも立派なローフード。
また、ヴィーガンでない方も、気軽に取り入れて大丈夫。
「今日はちょっと体を休めたいな」
という日に、1品ローフードを加えてみる――
それだけで体はやさしく応えてくれます。




Q3. 冷たいものばかりで体が冷えませんか?


A:ローフード=冷たい食事、ではありません!


冷蔵庫から出してすぐ食べると確かに冷えますが、
・常温に戻す
・スパイスや発酵食品を組み合わせる
・夜は温野菜や発酵スープを取り入れる
といった工夫で、体を冷やさないローフードが十分可能です。


「食べ方がカギ」。
冷えやすい方こそ、温める知恵と一緒に取り入れることで、体の中から巡る感覚を実感できるはずです。




Q4. 栄養は足りるの?特にたんぱく質が心配…


A:ローフードでも、ナッツ・豆・スプラウト・テンペなどを組み合わせれば、植物性のたんぱく質はしっかり摂れます。


さらに必要に応じて、ヴィーガンプロテインを活用するのもOK。


もちろん、すべてを植物性にする必要はありません。
動物性食品を適度に取り入れている方でも、
食べすぎには注意しながら、
ローフードと組み合わせていくことで、
より軽やかで整ったバランスが生まれます。


偏りなく、体の声に耳を傾けながら、
“ちょうどいい栄養バランス”
を自分で選べるのも、ローフードの魅力のひとつです。




Q5. 続けるのが難しそう…


A:ローフードは「全部やる」必要はありません!


たとえば
・朝だけローフード
・週末だけ整えるメニュー
・外食の次の日にリセットメニュー


という方法でも、体はちゃんと反応してくれます。
“できる範囲で、続けやすい形で”。
それこそがローフードのいちばんの魅力なんです。




次回の【中編(Q6〜Q10)】では、
・スムージーは本当に体に悪いの?
・酵素は壊れる?


など、もっと実践的な疑問にお答えしていきます。

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