世界の料理とお菓子教室 プラムツリー ラボ
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オリーブオイルについて知らなかったこと
Ran 先生のブログ 2019/5/31 15:28 UP-
先日、オリーブオイルの勉強会に参加してきました!
(料理教室講師むけのセミナーを、初体験)
もともと地中海系の料理が大好きなので、
オリーブオイルもよく使うのですが
(以前の教室で作ったサラダ)
正式なテイスティングの仕方や品質による違いなど
オリーブオイル鑑定士の方から教えて頂きました。
テイスティングはまずはワインのように、香りを確かめて
口に含んだあと、「舌の脇からスッ!!息を吸い込む」
文章で説明するのは難しいのですが、この方法で
ものすごく味がよくわかりました!
良質なオイルの中には辛いもの、苦いものがよくありますが
それが喉ではっきり感じられて、ゲホゲホとむせたほど^^;
でも香りがよくさらっとしていて、とても幸せな気分になりました。
一方質の悪いオイル(といってもスーパーで普通に売られているもの)は、
舌触りや香りが不快な感じを覚えました。
意外だったのは、日本はオリーブオイルのランク分けに関して
国際的な取り決めに参加していないので、
最もランクの高い「エキストラバージンオリーブオイル」という名称で
低品質なオイルも出回っているということ。
つまり、オリーブの搾りかす(皮や種)から化学的な溶媒で抽出したオイル。
結局は、自分の舌で色々なオイルを体験して
選べるようになることが良いのかな、と思いました。
正直、オイルの味ってよくわからない!という方も
いくつかのオイルを同時に比べてみると、
きっと驚くほど違いを感じると思います。
ウンチクを語るのはちょっと違うなぁと思うのですが、
自分の好みを知って選べるようになれば
毎日の食事がさらに楽しくなりそうですね^^
そして良いオイルを手に入れたら、大切なことは
やはり「開封後1、2か月で使う」
「加熱せず最後にかける調味料のように使うこと」
わかってても使いきれないよね~
と思ってましたが^^;
「香りや味わいの素となる天然成分が、酸化や加熱で損なわれる」そうで
やはりケチらずどんどん生で使うべきですね。
今回試飲して、とても好みの味だったのが黒いボトルのオイル。
遮光の瓶でサイズも小さいので、
食卓に出しておけば新鮮なうちに使いきれそうです。
左の焼き物は、トスカーナで買ってきたオイル入れ
蓋つきで明るい絵柄が気に入っています^^
オリーブの収穫期は10、11月頃だそうなので
その頃には忘れずに、できたてのオイルを買おう!と思っています^^
先生情報 |
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Ran |
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ル・コルドン・ブルー・ロンドン校にてフランス料理ディプロム取得。帰国後、都内にてフレンチの厨房に勤務。現在はプラムツリー ラボを主宰し、イギリス・フランスを中心とした世界の料理/お菓子教室、食文化レクチャー、各種イベントへの料理提供を行う。 イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ フランス菓子本科コース修了。 服部栄養専門学校 日本料理マスターコース修了。 プロフィール詳細をみる |