◾️ラタトゥイユ 〜時短で美味しい、一味違うレシピ
野原正哉 先生のブログ 2024/4/4 18:06 UP-
フレンチお惣菜の定番、ラタトゥイユですが、終始強火でかつ短時間で加熱することで、軽く香ばしさを加え、それぞれの野菜旨みを活かしたレシピです。トマト少なめ、玉ねぎの代わりに長ネギを使うのもオリジナル。
オリーブオイルはたっぷり使いますが、冷たく冷やした時にオイルがとろっとした食感につながります。エキストラヴァージンオリーブオイルをお使い下さい。
冷たく冷やしてオードブルとしていただくのはもちろん、温かいうちにお肉料理の付け合わせに、ピュレにしてソースに、といろいろな展開もできますの、たっぷり作りましょう。
なお、画像はこのレシピの倍量で作っております。
材料:出来上がり約600g(4皿程度)
ナス 2-3本(200g)
ズッキーニ 1本(200g)
パプリカ(赤) 1/2個(80g)
パプリカ(黄色) 1/2個(80g)
長ネギ 1本(100g)
ニンニク 1片(5g)
豆板醤 少々
EXVオリーブオイル 60ml
塩 5g
トマト 中1個(湯むきした正味150g)
ブーケガルニ(ローリエ、タイム)
レモン汁 1/4-1/2個分
白コショウ 適宜
イタリアンパセリ 適宜
*タイムとローリエはお茶用の袋に入れてブーケガルニとします。
作り方:
ナス、ズッキーニは15㎜角、パプリカは皮を剥き15mm角、長ネギは17㎜の小口切りに切ります。
ニンニクは半割にして芯を取ります。
トマトは湯剥きして種を取り、1㎝角切りに。
深めのフライパンか鍋にオリーブオイル、ニンニク、豆板醤を入れて中火に掛けます。
ニンニクの香りが立ってきたら、長ネギを加え火を強くします。
長ネギに少し火を通ってから、ナスを加え、ナスにオイルが馴染むまで3−4分加熱します。
ナスが少しクタッとなったら、ズッキーニとパプリカ、塩5gを加えます。
時々返しながら軽く色づくまで強火でソテーします。
加熱は、終始いじり過ぎないように。1分放置して、混ぜ合わせてまた1分放置を繰り返します。
トマトを加えて混ぜ合わせます。
*トマトが色が薄く旨味が弱そうな場合は、ここでトマトペーストを5~10g加えます。
ブーケガルニを加え、蓋をして少し火を弱めます(強めの中火)。時々(2分間隔程度)返し混ぜながら8分間加熱します。
野菜が柔らかくなったら、火からおろし、
味を見て、塩、白コショウ、レモン汁で味を調えます。
粗熱を取ったら、器に移し冷蔵庫で十分に冷やします。一晩おいた方が味が馴染みトロリとなってより美味しくなります。
イタリアンパセリのみじん切りを振ってボナペティ!
展開:ラタトゥイユのピューレ
鶏肉、豚肉、仔羊肉のソテーにソースとして。そのままバゲットにつけて。
ラタトゥイユ完成品 150g
ベーコン 30g
・ベーコンを適当な大きさに切ってフライパンでカリッと焼き、ラタトゥイユと共にミキサーで滑らかに挽きます。
・お好みで、チリパウダーを加えて大人味に。バルサミコビネガーを少々加えて酸味と甘みをプラスしても美味しいです。
先生情報 |
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野原正哉
クスパアワード2020 新人賞
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フランス料理を独学で習得し1990年下北沢でビストロを開業。以後、渋谷、青山、神楽坂でフレンチとワインのマリアージュを提案するレストランを営業するも2016年8月閉店。一方2016年1月に、ワインショップ「クオリティワインブティック グルトンベール」を開業し、2017年2月より料理教室を開設、レッスンは300回以上開催、延べ2000人以上の参加者をお迎えてしている。 プロフィール詳細をみる |