北摂手ごねフランスパン教室「カラフルバゲット」

北摂手ごねフランスパン教室「カラフルバゲット」

(大阪府豊中市)

バゲットが伸びちゃうのは、生地作りで失敗しているからです

なつ美 先生のブログ 2025/6/9 16:05 UP

今日もお疲れ様です。
 
大阪フランスパン教室
 
カラフルバゲット 主宰の甲賀なつ美です。
 
 
今日はバゲットを作る時の「気づかないクセ」について考えてみましょうね。
 
バゲットって、「杖」という意味の通り、細長いパンなので、成形で細く長くしようと試みて下さる方も多いはずです。
 
でも少し気を付けていただきたいんです。
 
実は、「伸ばす」と言っても、これが
 
●伸びるのか、
 
●無理に伸ばしているのか、
 
●伸びちゃったのか・・というニュアンスで、それぞれの生地の状態が違うということです。
 
短くて太いとクッペになって、食感も変わってきてしまうし、バゲットならもちろんある程度伸ばさないといけません。
 
でも、これを無理やり伸ばしているのだと、家庭でバゲットを焼くハードルが高くなってきてしまうのです。
 
例えば、無理に生地を伸ばしている場合、生地を引っ張って生地が傷みます。
 
表面がボコボコになってしまったり、傷んだ部分は生地が弱くなっているので、クープではなく傷んだ生地のところが割れてくる可能性もあります。
 
そして、ご準備されている生地に対して、必要以上に伸ばしてしまうと当然バゲットは細くもなります。
 
細すぎると芯ができず、バゲット初心者さんには難易度が高くなるので、太過ぎず、ある程度の太さが必要になってくるのです。
 
無理やり引っ張っている方は、「もう引っ張るのやめる。」だけなので簡単なのですが、なんでか伸びてきてしまう・・というのがやっかいなんですね。
 
生地がダレている、緩んでいる・・と伸ばそうと思っていなくてもどんどん伸びてしまいます。
 
これは今の季節からどんどん夏にかけて起きてくるので要注意。
 
こういう状態になってしまう方は、生地を見る力から養う必要があります。
 
生地を見極める力は、そう簡単にはついてこないので、イチから勉強する必要があります。(いつでもお待ちしていますね。)
 
先日、生徒様で成形はずっと私も見ていたのに、急にキャンバス地に置いた時に「ながっ!!」となった方がいらっしゃいました。
 
「こんなに長かった??」
 
これが、気づかなかったクセで、成形後キャンバス地へ移動する際に伸ばしてしまっていたんです。
 
成形後に伸ばしてしまうと、せっかく成形で張らせたものが緩んでしまいますよね。
 
こちらの生徒様のお悩みはお家ではバゲットがのっぺりしてしまっていたんです。
 
もともと細長いしゅっとしたバゲットがお好みということもあって、成形でも細長くしがちでした。
 
細長くしたいなら、分割せずに1本ど~んと焼くか、生地量を増やす等生地に見合ったサイズで作らないと~なんて話はしていましたが、トラップは成形後にあったんです。
 
教室に来てくださる前からバゲットはずっと作ってこられていた生徒様。
 
「何気なくしていた癖が仕上がりに影響していたことが明確になった気づきの多いレッスンでした!本当に気づけてよかったです!
 
色々な事例を経験されたなつ美先生だからこそ気づけた点だと感謝しています!
 
欲しかったエッジがチラリと出てくれて嬉しい」
 
とのことでした!
 
大事なのは、たかが成形後の生地を移動させるだけ・・の作業も適当にしないということ。
 
移動させたら手をそっと抜く。
 
生地は伸ばさない。
 
こんな小さなところからバゲット作りは気を付けていただきたいですよ!
 
癖は自分では見つけづらいですが、人に見て頂いたり、ご自身の姿を動画におさめて客観的に見れる状態にしてみてくださいね。
 
本日は以上です。
 
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