北摂手ごねフランスパン教室「カラフルバゲット」
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バゲットのクープが鉄アレイにならない対策
なつ美 先生のブログ 2025/2/2 8:15 UP-
今日もお疲れ様です。
大阪フランスパン教室
カラフルバゲット 主宰の甲賀なつ美です。
今日は、クープが真ん中だけ開かず両端だけ開く、所謂「鉄アレイ」になってしまう方や、複数クープのどこか「だけ」開かないというお悩みをお持ちの方へ贈る記事です。
まず、どこかクープが開くのであれば、生地は適切に作れているということなので、自信を持ってくださいね。
大丈夫。必ず全部クープは開きますよ!!
もうこうなったら原因は、均一じゃないからなのです。
均一とは、
・生地の厚み
・力のかけ方
・クープナイフの入れ方等全ての作業についてです。
生地は重なっているところが膨らみます。
長さを出す時に真ん中から引っ張ってしまった場合は、真ん中だけ生地が薄くなりますね。
そうなると膨らむのは両端。
クープから圧が出るのも両端に逃げてしまうので、真ん中はしーーん。となってしまうのです。
クープは真ん中だけ開くんです・・という場合も生地の厚みが真ん中だけ厚かった、とか、成形の時に端を伸ばしてしまった・・といった理由が考えられますね。
あとは、厚みも長さも均等に出来たはず!
なのにここだけクープが開いたんです・・という場合には、クープナイフをどう入れたか見直していただきたいです。
本当に厚みも長さも均一にできた成形に、クープナイフの操作を誤って右の1本が他よりも長くなってしまった!と仮定します。
どのようにクープが開くかというと、成形で綺麗に均一にできたとしても、1本が明らかに長くなってしまった場合には、その長くなったところが1番クープが開きます。
存在感が大きいからです。
そこめがけて圧が逃げます。
ここだけエッジが立っているかもしれません。
どこかだけ短かったら、そこだけクープが開かないです。
こういうことなんです。
まずは均一を意識すること。
その上で、クープが均等かどうかということですね。
是非次回意識して見てみてくださいね。
本日は以上です。
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先生情報 |
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なつ美 |
早稲田大学教育学部卒業後、金融業界に13年勤務。 ワンオペワーママをしながら、製パン専門学校に通う。 退職後、小麦粉について学び、2019年10月フランスパン教室「カラフルバゲット」を開業。 パン作り初心者さんからパン教室講師の方まで、バゲットをクープパックリ、気泡をボコボコに作れるように理論的に学ぶ教室です。 お家でバゲットが焼けない原因を一緒に解決します。 プロフィール詳細をみる |