大人女性のためのプレゼントしたくなるお洒落なお菓子教室です。
大人女性のための
プレゼントしたくなる
お洒落なお菓子教室
Casa Ricaの田村里夏です
いつもご訪問くださり、ありがとうございます。
暫くインスタグラムにばかり力を入れていて、ブログを書く余裕がありませんでしたが…
今日からまた、気持ちを新たにしまして、まめにブログを書いていこうと思います。
お読みくださっている方に、少しでもお役に立てましたら幸いです。
さて、今日は、美味しいスコーンを作るためのおススメの薄力粉は?
を、ズバリお教えしたいと思います。
イメージ写真です↑
外はサクサク、中はフワッと優しい食感のスコーン
皆さまはお好きですか?
私は大好きです
新婚時代、ロンドンに住んでいたのですが、”コッツウォルズ” という、自然豊かで、まるでおとぎ話の世界のような可愛い街を訪れた時に、あるティールームで食べた、本場イギリスのスコーンの味が、とっても美味しくて、それ以来、私は、スコーンのファンになりました
こんな25年も前の写真を載せるのもどうかと思いましたが…
本場のスコーンを食べたことがあることを信じていただきたくて
確か、紅茶とスコーンのセットは、『クリームティー』 と呼ばれていました。
正直、なんとなくしか覚えてはいませんが、確か周りはサクサク、中は少ししっとりしていたような…。
そして、添えられた濃厚なクロテッドクリームとジャムをたっぷりつけて…。
とても美味しかった!という記憶だけは残っています。
今や日本でも、高級ホテルのアフタヌーンティーに行けば、必ずと言っていいほど、いただけるスコーンですが…
ちょっとモソモソ感が気になったり…
温めてから提供してくださるせいか、余計にパサついてしまった感が否めなかったり…
クロテッドクリームをつけても、ジャムをつけても、「コレ美味しい!」と思えるスコーンに、残念ながら私は未だに出会えていません
だったら、自分で美味しいスコーンを作ろう
と思っては、色々なレシピを参考にさせてもらいながら、アレンジをしつつ、何度も試作してきました。
焼き立ては、それなりに、「美味しい!」と思えたものももちろんあります。
でも「また作りたい!」と、心から思えるほどの美味しいスコーンを焼きあげることは、なかなか容易ではありませんでした。
シンプルな材料なのに・・・
ところが!
ついに先日、私が尊敬する先生が、オンラインで、スコーンのレッスンをされることを知り、「あの先生のスコーンなら、きっと美味しいはず!」と、即レッスンを申し込みました!
その時に教えていただいて焼きあがったのがこちらのスコーン
写真左が生クリームスコーン、右手奥がイーストスコーン。
2種類のスコーンの作り方を教えていただきました!
少しあら熱がとれた頃が食べ頃、ということで、まだほんのり温かい状態で、まず生クリームスコーンを試食!
「え〜なにこの美味しさ」
イギリスで食べたスコーンに負けず劣らずといいましょうか、想像以上の美味しさは、感動ものでした
嬉しくなって、このスコーンを安定して作れるようになりたい!と思った私は、3日間で、5回ほど、生クリームスコーンを焼きました
右から1回目、2回目、真ん中のレーズン入りが3回目、そして、左から2番目が4回目、一番左と奥のケーキクーラーの上に並んでいるのが5回目に焼いたスコーンです
なぜ5回も焼いたかと言いますと・・・
レッスンで作った時の感動の味が、なかなか再現出来なかったから
1回目は、フードプロセッサーを活用してチャチャっと焼いてみたところ、フープロを回しすぎて、固めのスコーンになってしまい納得いかず
2回目は、フードプロセッサーを短めに回して作ってみたものの、やっぱり、レッスンで作ったスコーンのようなサクサク&フワッとした感動的な食感にはならず
3回目は、レーズンを入れたくなって急遽レーズンを入れて、フープロを使わず、手作業で作ってみたものの、相変わらず硬めに焼き上がってしまい
レッスンで焼いたスコーンと全く同じようなスコーンが、なぜ自分では焼けないのか? その理由を色々考えた結果・・・・
「もしかしたら、美味しくないのは粉のせいか?」
と気づいたのです。
レッスンでは、『ファリーヌ』という小麦粉を使って焼きましたが、家にはなかったので、常備していた『特宝笠』で焼いていたのです。
『ファリーヌ』の代わりに、『特宝笠』か『スーパーバイオレット』でも代用できます!と、先生に教えていただいたので、安心しきっていました。
でも、
「もしかしたら、『特宝笠』で焼いてるから、同じような仕上がりにならないのかもしれない…」
と思い立ったが吉日、すぐに有楽町の冨澤商店まで電車に乗ってダッシュ
レッスンで使用した薄力粉と同じ『ファリーヌ』を買ってきて、4回目の挑戦!
ナント
かなり美味しくなったではありませんか! フワッと膨らんで見た目もなかなか良し
(左から2番目のスコーン)
粉によって、美味しさや食感が変わることはもちろん知っていましたが、ここまで変わるとは・・・。
半信半疑、懲りずにもう一回、『ファリーヌ』で焼いてみました。
(一番左のスコーンと奥のケーキクーラーに乗っているスコーン)
やっぱり美味しい
「これは間違いない! なにか違う・・と感じたのは、粉のせいだったのか!」
と、ここで確信しました
『特宝笠』 で焼いても、決して美味しくないわけではなかったのですが、比べると…
「ファリーヌで作ったスコーンの方が断然美味しい!」
と、私は思います
好みの問題もあるかもしれませんし、当然、レシピの配合にもよっても、ベストな薄力粉の種類は変わってくるかもしれません。
ただ、ベーキングパウダーで作るスコーンのレシピって、さほど大差はないはずなので、、もし美味しいスコーンを焼きたいな・・・って思っていらっしゃる方は、ご自分のスコーンレシピの薄力粉を、試しに 『ファリーヌ』 に変えて作ってみてください。
きっと一層美味しく焼けると思いますよ
スコーンのレシピを持っておられない方は、クックパッドが何かで、スコーンのレシピを調べていただいて、小麦粉だけは、是非『ファリーヌ』という薄力粉で作ってみていただくことを、オススメします
ちなみにですが・・・・
『ファリーヌ』は、北海道産小麦100%の最高級洋菓子用小麦粉です。
さらさらしていて、粒子が細かく、タンパク含有量が多めらしいです。
私は、今回のスコーンレッスンで、『ファリーヌ』を初めて使いましたが、しっとり感や口どけの良さが欲しいジェノワーズやロールケーキ生地が美味しく焼ける粉だそうです。
その他、スコーン、マフィン、クッキー等の焼き菓子も、粉自体の豊かなお味をダイレクトに伝えることができて、美味しく焼き上げられるそうなので、兎に角、優秀な粉のようです。
『ファリーヌ』は、あらゆるお菓子に使える万能国産小麦粉!なんですね
もっと早く知っていれば良かった
私が常備している薄力粉は…
・ドルチェ
・エクリチュール
・特宝笠
の3種類。
アメリカ産小麦で作られている『特宝笠』は、ジェノワーズ作りには欠かせなくて、お値段もお手頃ですので、常備していますが、やはり気になるのがポストハーベスト農薬。
いろんなお菓子を美味しく焼き上げてくれる『特宝笠』と、似た性質を持った『ファリーヌ』が、国産小麦から出来ているのは、健康オタクにとっては、すごく嬉しい
これからは『ファリーヌ』を常備しておこうと思います
1キロ500~600円しますので、『特宝笠』と比べると、少々お高めですが、美味しいスコーンを焼きたい方、そして、健康を気遣っておられる方には、ぜひ試してみていただきたいイチオシの薄力粉です。
『ファリーヌ』は、冨澤商店さんや、コッタさん等で、お取扱いがありますので、良かったら検索してみてくださいね
ちなみに、『リ・ファリーヌ』 という米粉も存在します。こちらの米粉も優秀で、私は愛用しています。
でも、今回ご紹介したのは、 『リ』 がついていない、ただの 『ファリーヌ』 という薄力粉です!
よく似た商品名なので、お間違えのないように、お気をつけくださいね
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました