菓子製造業許可のある工房で行う魅せるフルーツカッティングと米粉のノンオイルシフォンケーキ教室です。。
さいたまのフルーツカット教室フルーツカッティングラボの村田みどりです。
緊急事態宣言が発令され、またしばらくは自粛生活へ逆戻りです。
1回目の時は、緊張感もありながらかえって忙しくなっていましたが、それは先が見えない不安から、ばたばたと動き回っていたからですね。2回目は、色々分かったこともあり外へはむやみに出られないからやることは、むしろはっきりとしています。
そんなわけで、今日からしばらく生徒さんから聞かれるよくある質問、フルーツカッティングに使うペティナイフはもちろん、使用する他の道具などについてまとめて書いていきたいと思います。
講師歴11年の経験から必要なものと選び方などをわかりやすく説明していきます。
対面レッスンしか考えられなかった2019年までは、初めてフルーツカッティングレッスンにご参加いただく方の多くが、ペティナイフを持っていなかったので貸し出し用として何本かご用意していました。
最初は、自分がフルーツカッティングを始めた時、使っていたナイフと同じものを数本、スターターナイフを卒業してひとつ上のモデルと同じものを数本です。実際に使って見ると握った感じが自分にあっているのか感覚がわかりますし、重さや長さも微妙に違うので試していただく良い機会です。
下の画像をご覧ください。
一番上は私が使っているナイフで、下2本が貸し出し用のナイフになります。
3本ともミソノという日本のメーカーのもので、業務用なので見た目のおしゃれ感などはありませんが、コスパがとてもよいです。
・UX10 ペティ13㎝ 今私がメインで使用しているナイフ
・440シリーズ ペティ13㎝
・モリブデン鋼 ペティ13㎝
3本ともツバありです。
ツバありについては過去に記事を書いていますので、ご参考にお読みください。
『ペティナイフを選ぶとき~ツバありとツバなし』ご訪問ありがとうございます。大人可愛いフルーツカッティング教室 フルーツカッティング・ラボ代表 村田みどりです。レッスンでは、道具はすべてお貸ししていますが、…ameblo.jp
さて、なぜミソノなのかというと、
スターターナイフは自分で選んで使い始めたわけではありませんでしたが、いくつか使い結局ミソノに戻りました。
その最大の理由は、刃の先端の細さと刃の薄さにあります。
色々なメーカーがありますが、共通しているのは〇センチという刃渡りのみです。刃渡りのラインナップも様々で、フルーツのカットに適したサイズは12~15㎝の間ですが、ミソノは12㎝13㎝と15㎝、他のメーカーは12㎝と15㎝が多いようですね。
私のフルーツカッティングは、飾り切りのオンパレードと言ってもいいくらいなのですが、それはよく刃の先端を使って行います。美しく仕上げるためには、刃の先が丸みを帯びていたり、厚みがあるナイフではうまくいきません。念のため言っておきますが、決して先が丸くて厚さのある包丁やナイフが良くないということではありません。向き不向き、適材適所のようなものです。
子供用の包丁を見たことがありますか?
刃の先は、もし手に当たっても切れないようにとても丸い形状です。
調理用の包丁は刃の先端(切っ先と言います)を使うことはほとんどありませんが、私のフルーツカッティングレッスンではよく使います。ペンで線を描くように、刃の先で線を引くように葉や果肉を切っていきます。
しかし、細くて薄い刃の耐久性はどうなのかと考えた時、切れ味が落ちてきたら研がないといけませんし、研げばわずかですが刃が減っていきます。また、先をかたいものにぶつけて曲がることもあります。購入した時に切っ先用のカバーが付いていますが、小さいので無くしてしまう生徒さんが多いです。なので先に「先端のカバーは刃を守るための大切なものなので無くさないように」と言っています。
そしてこの値段でこのクオリティは素晴らしく、メインのナイフとして長年愛用しています。
まるで、ミソノの回し者か、信者のような感じになっていますが、サブで使っているナイフがあり、それはもう販売していないグローバルプロGP-23バーテンダーというモデルになります。
バーテンダーさんの声から生まれたという触れ込みで、限定販売でした。
このナイフの特徴は、先からハンドルまで刃全体がとにかく細いことです。
比較出来る画像です
一番左がグローバルのペティです。
他3本とは刃の形が明らかに違い先にかけて急激に細くなっています。
このナイフはキウイカップのように小さいフルーツをカップにする時、重宝します。購入直後、試し切りした時の記事がありました。よろしかったらお読みください。
『グレープフルーツフラワーアーチとキウィカップ★試し切りvol2』ご訪問ありがとうございます大人可愛いフルーツカッティング教室 フルーツカッティング・ラボ代表 村田みどりです。さあさあ、新しいグローバルのナイフで引き続き試…ameblo.jp
自宅のキッチンでは、大きなフルーツを切り分ける時は包丁でまず切りますが、仕事場(レッスン専用キッチン)では、ペティナイフしか置いていないのでミソノのペティで切っています。グローバルのこのナイフは大きいものを切り分ける時は不向きです。残念ながら今は売っていませんが本当に飾り切りに適したナイフです。
結論としては、
刃の素材はさびにくいステンレス製
刃の部分は
刃の先が細くなっている形状で
刃が薄い(厚さはメーカーごとに違います)こと
そして両刃
ハンドル(柄)は、お好みで
金属製は継ぎ目がない一体型(グローバルなどが該当)で衛生的
木製はしっかりと握れ感触が優しい(ツバあり推奨)
メーカーはどちらでもよいですが、
以上の条件がクリア出来ているナイフがフルーツカッティングに適したナイフだと思います。
次回は、ナイフを購入した後に、あると良い物編 です。
お読みいただきありがとうございました。
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