贅沢カレーではじまる、新年のあたたかな食卓。

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最終更新日:2019/10/30

Y's Table お料理教室(千葉県千葉市中央区)

かんたんでおいしいおうちごはんをテーマに、お料理することの楽しさを実感していただける教室です。

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贅沢カレーではじまる、新年のあたたかな食卓。
2020/1/26 19:07 UP

スープもにっこり


新年最初のレッスンがはじまりました。
今年は、実に13年ぶりのご紹介となる、ルウから手作りの欧風ビーフカレーで
贅沢で華やかな幕開けです。





寒さのピークとはいえ、お花屋さんの店先は春めいてきました。
ヒヤシンスやアネモネ、ラナンキュラスなどなど…、
私の大好きな花々がカラフルにならぶ様子は
ながめているだけでも本当に幸せな気持ちになります。

今月はそんな、ひと足早い春をご堪能いただきたくて、
テーブルにはキャンディカラーの花々をひと抱え、贅沢に活けてみました。
日々少しずつ表情を変えていきますので、
いらっしゃる日に、どんな春の花々と出会えるでしょうか。
どうぞお愉しみにしていてくださいね。




ベーグル、焼けた



今月は、はじめましてのベーグルもご紹介しています。
とってもオーソドックスなパンでありながら、レッスンでご紹介するのは初めて。
おうちで作られる方も多いかと思いますが、オリジナルのレシピをどうぞご堪能くださいね。

それでは、今月のレッスンの様子をちらりとご紹介していきたいと思います。



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「贅沢カレーではじまる、新年のあたたかな食卓」

・欧風ビーフカレー
・冬野菜のピクルス
・天然酵母のベーグルサンドとデリのプレート
・ショコラテリーヌ

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今月は、何と言ってもビーフカレー。
よく「どうして13年もやらなかったの?」と質問されるのですが、
カレー、特に欧風のそれって、存外にその他の副菜が難しいのです。
カレーの存在感だけで、じゅうぶんに1品完結しているので、
サラダがあれば、もうお腹いっぱい…というイメージがありませんか?

そんなわけで、悩みに悩んで結局後まわし…となりながら、13年が過ぎてしまったのでした。笑

カレーにサラダ、という月並みな組み合わせを一度払拭し、
軽めのデリプレートのようなものと組み合わせたら、
季節感のある軽やかなメニューになるんじゃないかな…?
そんな風に考えて、思い立ったメニューが、手作りベーグルのプレートでした。





ピクルスや、小さなスープも、カレーの存在を邪魔することなく
どれもちょっとずつ食べたい、という女子の願望を絶妙に満たしてくれます。

ピクルスは、優しい甘さの冬野菜を、
そしてスープは、その時々に出逢うことのできた素材をつかって。
最近は大根の種類もとっても多く、とりわけ“紅くるり”という品種が可愛くて
この日も紅くるりをつかったピンク色のスープです。
期せずして、間近に迫ったバレンタインにもぴったりの色合いとなりました。
ビーツに似ているけれど、ビーツほどクセもなく食べやすいのです。


肝心なベーグルですが、こちらは贅沢にも、メープルウォールナッツと五穀という
2種類の生地でのご紹介です。

ベーグルのおいしい時間は短い、と言われるように
特に市販のベーグルは「固い」と感じることが多いかと思います。

固いから苦手、という方も多いようで、まさに私もその一人でした。
だからこそ、限りなくもちもち、ふわふわの生地に仕上げたくて、
試作にかなりの時間を割きました。
その甲斐あって、念願のもちふわベーグルが完成しましたので、
これからご参加される方は、ぜひお楽しみにしていてくださいね。
ベーグルのイメージが一変するといいなぁ…!

もちろん、ベーグルサンドにした状態も最高です。
塩豚に菜の花の粒マスタードマリネ…という春らしい組み合わせに、おなじみのノルディック。
カフェ風のひと皿を、ぜひ味わっていただけたら…と思います。





さて、いよいよお待ちかねのカレーです。
ルウから丁寧に手作りをして仕上げるカレーは、まさに安心素材の優しい味わい。
最近のルウはおいしいものがたくさん出ているので、手間ひまをかけて作ることに
どれだけの価値を見出してくれるかしら…と、一抹の不安もあったのですが、
そんな心配どこへやら。皆さま、とっても喜んでくださいました。
ご家族が喜ぶカレーだと思いますので、ぜひご自宅でも作ってみてくださいね。






こうして、お料理が完成。
重厚なカレーと一緒に、軽快なベーグルサンドとデリのプレートを並べたら
ちょっぴり洗練されて、カフェらしいテーブルに仕上がりました。





とびきりのバレンタインスイーツ


…さて。今月のお愉しみはこれだけではありません。
お待ちかね、バレンタインにぴったりのスイーツ、ショコラテリーヌです。

むしろ、こちらがメインと言っても過言ではないくらい、
これまでもリクエストの多かった、人気のデザートのひとつ。
ぐるりとまわって、今年ようやくご紹介できる機会に恵まれました。






ショコラテリーヌ自体はそこまで難易度の高いデザートではないものの、
せっかくバレンタインのプレゼントにするのならば、素敵に仕上げたい…。
そんな、ルックスにもこだわって美しく仕上げるには
艶々のグラッサージュでコーティングして、
手作りのオレンジピールやオランジェットなどでデコレーションもしたいところです。
そんなひと手間、ひと手間が、美味しさと美しさにつながっていくのかもしれません。

告知の際に、できればオランジェットをご用意して…とお知らせしたものの、
お忙しい毎日のなかで、それはちょっぴり大変かもしれません。
そんなわけで、数量限定ではありますが、手作りのオランジェットをご用意しました。
これからご参加いただく方で、お取り置きが必要でしたらご連絡くださいね。

カレーとベーグルを召し上がって、満腹の後でも、
ショコラテリーヌはやっぱり別腹、という方が多く
ほろ苦いコーヒーとともに、美味しく味わっていただきました。
お口の中で瞬時にとろける食感は、たまらなく贅沢です。
どうか、手作りのショコラテリーヌで甘やかな時間をお過ごしいただければ…と思います。








春らしい雰囲気のなか、2020年最初のレッスンを無事に開催することができました。
皆さまの明るい歓声を聞きながらの晴々としたスタートとなり、
今年も良い年であればいいなぁ…と、あらためて思う今日この頃です。
次の節目に向かって、フレッシュな気持ちで歩んでいきたいと思っていますので
これからも、どうぞよろしくお願いします。

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先生情報
中村 よし子
中村 よし子
料理教室主宰   千葉県出身

インド料理研究家のレヌ・アロラ氏に師事、のちにアシスタントをつとめ、千葉市内でレストランをオープン。オーナーシェフとして14年間つとめたのち、自宅にてお料理教室Y's Table.をオープン。雑誌等へのレシピ提供等もおこなう。



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