クリスマスはおうちレストランで

クスパ > 教室トップ > ブログ記事一覧 > クリスマスはおうちレストランで

最終更新日:2019/10/30

Y's Table お料理教室(千葉県千葉市中央区)

かんたんでおいしいおうちごはんをテーマに、お料理することの楽しさを実感していただける教室です。

この教室のフォロワー:
21人

おもてなし日和

>>ブログを見る

クリスマスはおうちレストランで
2019/1/11 23:30 UP

年末は例年のごとく、慌ただしさのなか、あっというまに過ぎてゆき、
クリスマスレッスンのご報告が年を越してしまいました。
恒例となっている(つもりの)、年末のご挨拶さえできないまま
本当に失礼をしてしまいました。

それにしても2018年のクリスマスは、これまで以上に素敵で
本当に楽しく、充実したひとときでした。
そんなホリデーシーズンと、特別感溢れるレッスンの様子を
たくさんの、思い出深い写真とともに振り返ってみたいと思います。




2018年のクリスマスは、ふたたび赤をメインに、
テーブルの中央には、もみやヒムロスギなど、
この時期ならではのアロマ漂うグリーンで、こんもりと仕上げたアレンジメントに
小さなりんごとキャンドルを添えて...。



今年ももちろんツリーを可愛くデコレーション


クリスマスといえば、なんといってもツリー。
今年も、あの猛暑も耐えて、成長し続けてくれたもみの木をリビングに運び入れ、
手作りのオーナメントクッキーで可愛らしくデコレーション。
昨年に引き続き、今年も北欧モチーフでまとめてみました。
リサ・ラーソンの仲間たちが、ムーミン谷に遊びに来たよ! ...みたいな雰囲気です。

...今年は、オーナメントクッキーを作るクリスマスのワークショップも開催し
これらのモチーフのなかから、いくつかセレクトして作っていただきましたが
このワークショップも、おかげさまで大盛況でした。
そのお話については、また後日...。(できるかな、できるといいな)



揺れるヒンメリに癒されて



そして、今年は北欧のアイテムをもうひとつ。
梁から、たくさんのヒンメリを吊るしてみました。

光のモビールとも呼ばれている、こちらのヒンメリ。
ずっと憧れていたのですが、秋のはじめ頃、ついに思い立って作ってみることに。
天然の藁の扱いづらさに苦労しながらも、
幻想的なクリスマスのしつらいの風景を思い浮かべながら
日々こつこつと作り続け、大作がいくつも完成しました。

空気の流れにそって、ゆるやかにまわり続けるヒンメリと、その影をながめていると
本当に、時間を忘れてしまいそうなほどです...。






そこかしこに、クリスマスらしい実ものを中心にあしらった花々を飾り、
クリスマス気分を静かに盛り上げてみました。




看板犬もちょっぴりおめかし


こちらは小さな看板犬。(...と、看板犬見習い)
看板犬3年目のキャリアをもつぐりちゃんは、クリスマスに着ようねと
以前から、とっておきのワンピースを買ってもらっていました。笑
スカート部分はチュールになっていて、とっても可愛いのです。
今日は、ふだんよりちょっぴりおすましな表情ですよね。

右の子は、看板犬見習いのもぐ。
とくにやることもないので、レッスンがはじまるまでのあいだ、
こんなふうにソファでぼんやりと過ごしています。
いつになったら看板犬になれるのやら...。






リースやスワッグも、もちろん手作りです。
今年はいつもよりもこんもりと、グリーンを多めに仕上げてみました。
キッチンの作業台の上のLED電球にも、こんもりとグリーンをあしらって...。


...というわけで、クリスマスだけに部屋のデコレーションのひとつひとつが愉しくて
前置きが、とっても長くなってしまいました。
それではさっそく、肝心なお料理の数々をご紹介していきたいと思います。







-------------------------------------------------------------------------------------------------

「クリスマスはおうちレストランで」

・オマール海老のテルミドール、トマトクリームソース
・じゃがいものニョッキとサーモンをゴルゴンゾーラのスープで
・パテ・ド・カンパーニュに葉野菜のサラダとケッパーベリーを添えて
・モンブランティラミス
・和栗のシュトーレン
・アップルジンジャーティーソーダ

-------------------------------------------------------------------------------------------------





まずは前菜の2品から。
パテカンといえば、フレンチの代表的なお料理のひとつですね。
お教室でも、味わいを変えて何度かご紹介してきましたが、こちらもまた絶品です。
プルーンやドライ無花果、ピスタチオの風味や色合い、食感のすべてがクリスマスらしく
プレートが華やかになる1品です。

つづいて、ニョッキ。
こちらも、皆さまの大好きな、ポルチーニとゴルゴンゾーラ仕立ての贅沢なスープと
あわせて、大満足な1品となりました。
...すでに前菜だけでお腹がみたされそうです(笑)




拝啓、オマール殿



...ですが。
それだけではもちろん終わりません!

今年のクリスマスは、なんといってもこちら。活オマール様です。
お教室でも初めての登場となり、まだ動いているオマール様が現れるたびに
生徒さんたちの歓声があがり、それはそれは大賑わいのレッスンでした。
大きなオマール様との格闘は大変ですが、ほかの食材にはない華やかさがあり
クリスマスのテーブルにはぴったりです。
手に入りそうならば、ぜひ一度は挑戦してみてくださいね。

そして、レッスンごとに素晴らしい活オマール様を届けてくださったKさんのご主人様、
本当にありがとうございました! 感謝の気持ちでいっぱいです。







そんな素晴らしいご馳走たちが並んだテーブルは、実に圧巻。
すべてのお料理が出来上がる頃には、日も暮れてイルミネーションが灯り、
いっそうロマンティックな雰囲気に...。






食べきれないほどのご馳走の後ですが、デザートは別腹。
てんこもりなのに、なぜかいつまでも食べ続けていられるほど美味しい
モンブランティラミスです。
もちろん、完食していただきました!






そうそう、クリスマスらしいドリンクも忘れずに...。
二層の色合いが実に美しい、アップルジンジャーティーソーダです。
小さなりんごを可愛らしいコンポートにして浮かべてみました。



ささやかなサプライズ



今年のクリスマスは、栗の渋皮煮もごろごろと入った
贅沢すぎるシュトーレンもご紹介したのですが、
実は、完成したシュトーレンはおひとりさま、おひとつずつ、
こんなふうにラッピングされてお持ち帰りいただきました。
もったいなくてあけられませんよね...。
1年間の感謝の気持ちをこめて、お教室からのささやかなプレゼントです。



素敵なクリスマスを!



さて、2018年のクリスマス特別レッスン、いかがでしたでしょうか。

実は今年も、クリスマスの足音が遠くのほうから微かに聞こえはじめる頃から、
おおいに頭を悩ませていたものの、
「まずは自分たちが、愉しい気持ちでいられるように」
そんな思いで、ひとつひとつ丁寧に作りあげていくことができたんじゃないかな...と、
感じています。

きらきらした時間を過ごせたと言っていただける機会がたくさんありましたが、
そんな時間を、私たちも皆様からプレゼントしていただくことができました。
素敵なクリスマスを、どうもありがとうございました。


2018年のレッスンは、こちらをもちまして最後となりそうですが、
新しい年も、おいしくて、愉しいひとときをお届けできれば...と思っています。
来年も、Y's Table.をどうぞよろしくお願いします。




>>ブログ記事を読む

<<先生のブログ記事一覧へ

先生情報
中村 よし子
中村 よし子
料理教室主宰   千葉県出身

インド料理研究家のレヌ・アロラ氏に師事、のちにアシスタントをつとめ、千葉市内でレストランをオープン。オーナーシェフとして14年間つとめたのち、自宅にてお料理教室Y's Table.をオープン。雑誌等へのレシピ提供等もおこなう。



ページのトップへ戻る