やっと終わったのに、なぜ他人のために子育ての仕事?

クスパ > 教室トップ > ブログ記事一覧 > やっと終わったのに、なぜ他人のために子育ての仕事?

最終更新日:2024/11/12

子育てkitchen(東京都文京区)

HPからお申込みください。お子さまも楽しみながらの【台所育児】お伝えします♪

この教室のフォロワー:
29人
過去の予約人数:
21人

クワトロママの子育てkitchen 

>>ブログを見る

やっと終わったのに、なぜ他人のために子育ての仕事?
2017/2/6 15:25 UP

先日、起業や運営のサポートをしているTさんに聞かれました。

「なんで、やっと子育てが一段落したのに、わざわざ法人格までとって、人のために子育て支援系の仕事を始めたの?」

たしかに傍から見たら、不思議かも知れない。

しかも私が始めたのは、子供の世話系じゃなくて、

子どもとしっかり関わりながら、ママが楽になっていけばいい
それが日常にできるようにをメインにしている。

結果、それが親子のコミュニケーションにもなるし、絆にもなる。

そうは思っていても、
忙しくて、時間なんかあっという間に過ぎちゃって、
あっという間に子どもが大きくなって、今更どうにもできなくて・・・って嘆いている母親の姿もたくさん見てきた。
15歳になっても20歳になっても、うちの子何もできなくて心配・・・って話している。

親が、安心して手放せる=子どもへの信頼

こういうことなのかもしれない。


だからこそ、子どもが「やりたい!」と思っている、チャレンジをすることが楽しい時期に、
小さくても、今がチャンスなのだと伝えたい。

忙しくても一緒にできるように、親の体が慣れて、無理なく日常生活に入れていく
これをモットーにしてきた。

子育てkitchenを3年半やってみて、子育てkitchenに参加したママたちが、
「とても楽になった」とか、「今は一緒に台所でご飯を作るのが楽しい」と、本当に嬉しそうな多くの感想を貰って、
成果は出ているって確信している。
もっとたくさんの人に広げたいって思う。

親が良かれと思って、先回りしてやってきたことが、
結果、子供が社会で経験して培うべき力が育っておらず

ちょっとプレッシャーがかかると、親のせいにしたり、学校を休んだり、逃げてしまう。

誰も望んでいなかった状況。

そして、親も子も思い悩んでいる姿は痛々しい。


どの親も、 『子どもの幸せ』 を考えている

それは真実


スタート時は、ほとんどの親が手探り状態でいる。
ちょっと上の子育てをしている先輩が身近にいたら、もっと心強かったと思う。

初めての子育て、ベランダで泣く子をあやしながら、
このまま作の外に手を伸ばして落としたらどうなるかな・・・って脳裏をよぎった。

きちんと子育てをしなければ、いい親でいなければ、どこか頭の片隅で思っていた。

でも、赤裸々に相談できる人もいなかった。


自分が子育てをしてきて、

今振り返ればだけど

無駄な力が入りすぎていたところもたくさんあったな~と思う。
そのせいで、親子喧嘩して、辛い思いをしたり。
夫婦喧嘩もしたり。

不要な行動もたくさん。

もっと長いスパンで子育てを見られていたら、
いちいち翻弄されなかったかも・・・と思う。



どの親も間違いなく

『子どもの幸せ』を考えている

それが、四六時中だったり、もしかすると少しはっていう人もいるかもしれないけど、
でも、必ず子供の幸せを考えている。

だけど、それは親の目線で、
子ども自身は、違う個性を持っているから、うざいと思っている時もある。

結果 親子の気持ちがすれ違う。

みんな、お互いに幸せでありたいって思っているのに。



私もいっぱい戸惑った。
今でもたくさん戸惑い、考える。

とりあえず やってみる。


うまくいかなければほかの方法を探す。

その繰り返し。


忙しいと、目の前のことしか見えなくなって、
ひとつのことに一喜一憂。

なんでこんなに消耗するんだろう?

ある日、大きな夢を抱いている人と話した。
世界規模の話だった。

とてつもなく大きかった自分の悩みが、

とてもちっぽけに思えた。


その瞬間、物事は常に、部分と全体を見ていったほうがいいのだと思えた。

全体が見えると、辛い時でも踏ん張れる。

子育ては特にそうなのかもしれない。


自分が経験してみたからこそ言えること。


親になって
初めて自分の親の気持ちが真に理解できて、こんな苦労や葛藤を抱えていたのだと思う。

それでも投げ出さないでいたことに、ありがたいと思う。


今気づいたからこそ、今だから振り返って伝えられることがある。

それが、少しでも多く楽しめる、
親に後悔を残さない子育てができるのなら、

やはり私はそれを伝えたいと思う。

だから、子育てキッチンをもっと広げたい。

法人化しようって、決意したのだ。


私にとっての未知の世界。

ワクワクもあれば、不安もある。

後悔はしたくない。
だから、歩み始めた。

共通な思いを持つ人がいたら、
たくさん話したいです。

声をかけてください!!!

>>ブログ記事を読む

<<先生のブログ記事一覧へ

先生情報
田中 由美子
田中 由美子
子育てkitchen代表   北海道出身

食育指導士・食品衛生責任者・社会福祉主事任用資格
4人の子供の母。子どものやりたい時期を逃さず、お手伝いをしてもらうことで、子どもも楽しみながら、やれることが増えていき「自信」がつきます。台所育児をどのようにさせていいかわからないという声が多いので、料理をしながら【台所育児のやり方】をお伝えします。



ページのトップへ戻る