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いつのまにかすっかり新緑の頃になりました。 お茶の時間にいただきましたのは、台湾の緑豆糕。やさしい自然のお味が大好きです。 一緒にいただきましたのは、 長崎県五島市の有機緑茶「五島茶」。 深蒸しのおいしさが嬉しいです。 緑茶を作る事の大変さも思います。 ありがとうございます。 雨水より土は潤い脈動し、今また雨が土に植えられたものを潤す「穀雨」を迎えました。 七十二侯は、萍始生へいせいし、浮草が生え始める頃。 萍は、水草のこと。水面に水平に浮かぶので「萍」。「暦解」によると、萍は陽物で、静かにして陽気を承るからなのだそうです… 故宮日暦には、唐代 顔真卿(伝)「湖州帖巻」。 顔真卿は、字を清臣といい、吏部尚書を務め、魯郡の初代国公を賜り、顔魯公と呼ばれていました。彼の書は力強く、明晰で雄大、そして、穏やかで力強さを「顔体」として知られています。顔真卿はかつて湖州の刺史を務めました。湖州にいた間、彼は勤勉に働き、人々を愛し、学者を尊敬し、文学を賞賛しました。湖州の人々は感謝の意を表すために「記念碑」を建てました。現存する「湖州帖」の軸は宋代の画家が写したもの。この手紙には湖州の洪水と人々の移住について書かれています。顔真卿の現存する作品のほとんどは楷書で書かれており、行書で書かれたものは比較的珍しいです。ゆえにこの帖では彼の様々な書法を紹介しています。 説明にある通り、顔真卿といえば楷書の書や「祭姪文稿」で有名ですが、この書にあるように力強く勢いのある行書が残されているのを感慨深く鑑賞しました。 ☆中国茶紅茶教室サロンドシャンティ香茶苑 web予約はこちらから 「今日もご訪問ありがとうございます。」 おひとりおひとりにとりまして幸せな一日でありますように☆彡