オーバーナイト法でプチパン

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最終更新日:2025/6/27

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オーバーナイト法でプチパン
2025/7/5 16:12 UP

こんにちは!
手ごねと機械ごねを楽しむパン教室Coupeクープです。



朝食用のパンが無かったので
ひさびさにオーバーナイトでプチパンを仕込みました。




一般的なオーバーナイト法とは、
捏ねた生地を冷蔵庫で一次発酵させて、
翌朝、分割・成型・二次発酵して焼くというもの。


夏になるとやってみる人が増える印象がありますね。

私もパン作りを始めたばかりの頃、作ってみたことがあります。
季節はちょうど7月だったなぁ。

捏ね終わった生地をボウルに入れてラップして一晩冷蔵庫へ。 翌朝、ワクワクして冷蔵庫を開けるとそこには、ボウルから溢れている生地が⋯

実際作ってみると、冷蔵庫で発酵させるってすごく難しいのだと知りました。








その後たどり着いた今の方法。

やり方はとてもシンプルで失敗しらずの方法です。


その考え方は
「冷蔵庫で一次発酵させる」のではなく
「一次発酵が終わった生地を冷蔵庫で保存する」というもの。
発想の視点をちょっと変えるだけで
オーバーナイト法はものすごく簡単になります。
冷蔵庫に入れた生地は、
入れる時点で既に一次発酵が完了しています。
その膨らんだガスをしっかり抜いた状態にすることで
冷蔵庫での長時間の保存が可能になります。

一次発酵が済んでいるので 「ひと晩」という時間にとらわれる必要がありません。

取り出すまでの時間は自由。

1時間後から最大で3〜4日保存可能なので
自分の生活スタイルに合わせて 好きな時に取り出して
分割・成型・二次発酵・焼き上げができます。




一番のメリットは 何と言っても
熟成が進んで 生地そのものが美味しくなること。

2〜3日経っても香りと柔らかさが続きます。
そのまま食べて充分に美味しい。


家庭製パンの目指すところって
家庭料理でも言われているのと同じように
簡単なものがきちんと美味しく作れること。
これに尽きるなぁと、最近は思います。

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先生情報
中村 まさ代
中村 まさ代
パン教室主宰   富山県出身

*手ごね機械ごねのパン教室*
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・手ごね
・キッチンエイドミキサー
・パン捏ね機
・ホームベーカリー 
 いろいろな方法でパン作りしています
理論から分かりやすくご説明します



辻製菓専門学校別科 製パン技術講座修了
製菓技術講座修了

ジャパンホームベーキングスクール認定教室
ナチュラルフードコーディネーター


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