フランス家庭料理教室アン・プチ・プ

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(神奈川県藤沢市)

フランス・コルシカ島の旅:その7 コルシカのハーブ

神崎則子 先生のブログ 2019/7/16 11:12 UP

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コルシカ島の丘陵には、多種多様のハーブや低い木々が生い茂っています。



「Maquis(マキ)」と呼ばれるこの広大な茂みは、なんと島の面積の1/4を占めるとか。

マキにはローズマリー・ラベンダー・タイム・イモーテル…など多種類のハーブのほか、コルシカ固有の植物が密生しています。



このマキのおかげで、コルシカの食材がとびきり美味しいものになっています。

まずは芳醇なマキのハチミツ。
季節ごとに味の変化が楽しめます。


春のハチミツはフルーティ、秋はほんのり苦味が加わるとか。


放牧されて育つ豚の肉や、山羊や牛のミルクは香り高く美味に。


コルシカ名産のシャルキュトリー(豚肉加工品)やチーズが絶品なのも当然です。


コルシカ産のワインやオリーブオイルもマキの恵みで風味豊かになります。


マキから収穫されるミルトやアルブーズといった果実はジャムやリキュールの材料に。


ミルトのジャムは甘酸っぱくて美味。


マキのハーブミックス、エルブ・ド・マキは料理の香り付けに使います。


いろんな草木が混じってワイルドな感じです。


エルブ・ド・マキはコルシカ料理に欠かせません。


ケーキのフレーバーにも使われます。


アジャクシオ滞在中に、マキから上質なアロマ製品を生産している「コルシカパム」を訪れました。


コルシカパムの工場とショップは、マキが生い茂る美しい丘陵地にあります。


ショップでは、香りを試しながら種類豊富なアロマ製品が購入できます。


どれも非常に純粋で上質なので、レモンのアロマオイルは食用も可能なのだとか。


レモンそのものの爽やかでナチュラルな香り!
コルシカパムのアロマオイルは、さっそく今月のレッスンで使用しますのでお楽しみに。


次はコルシカの旅の最終地、カルヴィに続きます

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