家庭用オーブンレンジでお店顔負けのパン作りの教室をしています。初心者の方も安心して初めて頂けます
いつもありがとうございます😊
何気に行った高島屋の
「春のの手仕事展〜九州編〜」
7階の催し会場でやってるんですが、
宮崎県から来て、出店されている
「熊須碁盤店」さん。
今をときめく藤井聡太さんの指す将棋盤とか皇室にも献上された将棋盤のお店があり、そのお店の一角にまな板が売っていました。
榧(かや)の木のまな板なんだそう、、
将棋の碁盤も榧の木なんだそうで、碁盤を作る職人さんが練習とか修行でまな板を作ってたらいつの間にか商品で売る様になったらしいです。
その店頭で立っている方が、お店の職人さん。
つまり店主の方だったんですが、職人さんだからお伝えしたい!というまな板の話をいろいろ聞かせて下さいました。
めっちゃ為になりましたので皆さんにも是非。
まずね、まな板の立て方、、
本来、木のまな板の使わない時に置く時は
横で立てるのが正解!
なんですが、何だか縦に置く方がおおいそうなんですね。
私も長年、縦にしてましたわ、、
正解はまあ、↓こう言う事。
これをね、横にせずに縦に立てかけて乾燥させてると段々と黒ずむんですって。
何故黒ずむかという理由は「木は木目に沿って水が下に溜まるから」なんだそうです。
木って下から水を吸うでしょう?
だから木目に逆らう感じで横に置くと水が切れるんですって。
ほうほう。
ちなみにこのまな板の素材のカヤはなかなかない素材だそうで、どの木よりもまな板に向いてるみたいです。木の香りといい、持ちといい、高級料亭でもよく使われているそうです。
ちなみに、私は現在、プラスチックのまな板を使用しています。理由はいろいろあるんですが、以前は木のまな板を使っていたんですよ。
そのプラスチックのまな板。
人参とか切ったらまな板に色移りするやないですか。あれね、傷キズになったまな板に色素が入り込んでるんですが、食材切って傷つくのはプラスチックも木も同じなんですが、何回も傷がいったまな板の一部が少しなりとも食材に入って口に入ってるんですって。
プラスチックの場合。プラスチック食べてる話ですよね、、。
マイクロプラスチックみたいな話ですやん。
職人さんが言うには「木を食べてるのは気にならなくても包丁で傷ついたプラスチックの一部を食べてる様な事になってるて皆さん、ご存知ないんですよね」て。
ゾゾゾ、、。
だからと言って、木のまな板が万能ではなくて、欠点はあるので、木のまな板とプラスチックまな板を上手に使い分けたらいいとの事。
木のまな板て、熱い物や油物には弱いんですって。熱い物っていうのは、熱湯消毒とかのお湯ではなくて、熱々の揚げ物やお肉とか。
なので、
木のまな板→野菜。冷凍していない生の魚や肉。パンなど。※野菜はまな板をさっと水に濡らしてから切ると水洗いのみでキレイになるそうで、洗剤で洗う時は肉魚を切った時でいいんですって。
プラスチックまな板→安いお肉のレンジ解凍後の肉や魚(この解凍した血🩸みたいな汁が木のまな板はあかんらしい)熱々の肉や魚。揚げ物全般。貝類。その他、切った後、菌が付きそうな物ですぐにアルコール消毒などした方がいいんちゃうかな?ていう食材。
ちなみに木のまな板を使っていて、メンテナンスが必要なタイミングは「野菜を切っていて、野菜が繋がってきたらまな板が反ってきたので、削るのが1番!」なんだそうです。
職人さんに「教室してるので、まな板の話を皆さんにお伝えしますね!」て言ったら、屋久島の榧のまな板を奥からだして来て下さいました。もう屋久島の榧は手に入らないらしいです。
だって屋久島は世界遺産になったもんね。
もう、それは買います!て買いました!屋久島の榧のまな板!
ちなみにね、榧の木って、男性、女性があるんですって。
私の名前は言うてませんでしたが、職人のおっちゃんが「パン教室の先生に聞いて来ました!」て言うて来てくれたら何かおまけするよ!
て言って下さいました。
来週の月曜日まで高島屋におられます。
ここのまな板。メンテナンスもちゃんとやってくれるそうで、1年に数回は高島屋に来られています。その時に持って行ったら数日預かるけど、削ってキレイにしてくれるそうです。
榧の木は仏像にも使われている格調の高い木だそうです。
お時間ありましたら、是非見に行って下さい!
小さいまな板なら3000円台くらいからありましたよ!
いろいろ教えて下さった職人さん、ありがとうございました