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鳴鳩払其羽めいきゅうふつき (鳴く鳩がその羽根を払う)と浦江翠芽
磯部優子 先生のブログ 2025/4/25 17:49 UP-
GWにはいりましたね。 新緑の季節をいかがおすごしですか。 昨年の緑茶 浙江省の「浦江翠芽」を淹れましたので、みのわさんの練り切り「うのはな」といただきました。 茶湯の中で、ゆったりと芽が膨らんでゆきます。 浅い黄緑の水色と清らかで香ばしいお味を楽しみました。 金継ぎから戻りました蓋碗と茶杯と 七十二侯は、 鳴鳩払其羽めいきゅうふつき (鳴く鳩がその羽根を払う)。 鳩は鷹が化した者で、布穀といわれる。 三月の頃にもなれば、 農耕に取りかかることが急で、 鳩はそこで追いはらわれて鳴き、羽を鼓してサッと飛び上がる。それで俗に布穀と呼ぶのだそうです。 故宮日暦は、五代 董源(伝)瀟湘図巻之董其昌題。 「瀟湘図」の巻物には、作者の署名や落款はありません。明代の著名な書画蒐集家である董其昌は、これを入手した後、宝物とみなしました。宋代内府「宣和画譜」の記録に基づき、董源の山水画の代表作として「瀟湘図」と名付けました。 董源(董元)は、南唐の北苑副使を務めたため、彼は、「董北源」として知られ、中国絵画の歴史において重要な地位を占めました。彼は各世代の文人画家から尊敬される模範的な人物であり、後世の人々からは「南派正宗」として崇敬され弟子の巨然と共に「董巨」と呼ばれました。この「瀟湘図」の巻物は、董源の作品として認められ、かつては清朝皇宮に収蔵されていましたが、後に皇宮の外で紛失し、香港に散逸しました。それを、国が購入し文化部文物局により故宮博物院に移管して収蔵しました。この時「瀟湘図」の元の表装が剥がれ落ちてしまい、正常に開くことができなかったため、1955年に故宮博物院の文物修復専門家が剥取り、補修、全面着色、穴埋めなどの修復作業を行い再び新品同様に姿が蘇りました。 ☆中国茶紅茶教室サロンドシャンティ香茶苑 web予約はこちらから 「今日もご訪問ありがとうございます。」 おひとりおひとりにとりまして幸せな一日でありますように☆彡
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磯部優子 |
「サロン ド シャンティ香茶苑」主宰。季節を感じ、日々の暮らしに生かせる自宅サロンでの中国茶と紅茶レッスンです。1994年から結婚と同時に北京・香港に在住。香港中国茶専門店「茶藝楽園」日本人対象に中国茶の講師を担当。「ロブマイヤーグラスで中国茶を楽しむ会」、東京東ロータリークラブ講演など。「中国国際茶文化研究会認定中国茶指導老師」資格取得講座開講。家族は、夫と息子2人。 プロフィール詳細をみる |