Mi casa es Su casa

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(沖縄県那覇市)

"本物"には必ずストーリーがある

Kazuki 先生のブログ 2017/9/24 1:34 UP

2017年を振り返るにはまだ少し早いですが
今年は本当に沢山の"本物"に触れる機会に恵まれた1年でした。
 
心から信頼し、尊敬できる仲間や友達。
鼻や口にした瞬間、思わず全身が感動してしまうような食材やお料理達。
じわじわと心に残る映画や写真や風景達。
 
そのどれもが"本物"だったからでしょう。
 
学生時代、私は
今思えば沢山の"本物"に触れる時間を
自分で意識的に作り出すようにしてました。
 
歴史や美術が本当に大好きで
アルバイト先は某国立美術館の監視員をしたりしていました。
(そう、あの暗い展示室の隅で椅子に座っている怪しい人物)
 
"眠くならないの?"
"退屈で飽きたりしないの?"
 
話すと大抵の人は不思議そうにそう言いましたが
なんと4年間飽きもせずにずっと同じアルバイトをしていました。
 
 
本物の作品を前に出来る時間は
幸せで贅沢な時間そのものでした。
 
 
また例えば
短い期間で作品が入れ替わっていく企画展の展示室とは違い
常設展示室を担当する時間は
変わらない同じ作品を
週に2回 
それを12か月
しかも4年間
少なくとも400回近く鑑賞していたと思うのですが
(あ、実際はお客様を監視するので作品だけ観ているだけではありませんよ*^^*;)
 
私にとっては
いつも新しい空気が流れていました。
 
 
 
美味しいオリーブオイルも
美味しいチーズも
 
本物は誰がどんな言葉で説明しなくても
食した人の舌や心に刻まれるもの。
 
なぜなら、それが作られてきた過程、ストーリーがしっかりと存在するから。
おのずと厚みのある、奥行きのあるものになっていくのでしょうね。
 
2017年に出会えた
私にとっての様々な本物達に心から感謝しています。

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