おはようございます。

大阪市旭区の生活に溶け込むパン作りを提案するホシノ天然酵母パン教室「はちみつＣＡＦＥ」の埴岡です。


毎日暑いですね。

いよいよ今週から関西も梅雨入りのようですね。

昨日から我が家の長女が２泊３日で海洋トライアルに出かけました。

一人いないと、やはり寂しいですね～。

いいお天気で楽しく過ごせますように。


さて、前回、スキャッチャータの食感の魅力について、熱く語ってしましました。


いやいや、このパン、地味なんですが、食べてびっくり、本当に美味しいので、ぜひ知ってもらいたいなぁ。

そう思って引き続き、熱く語らせて頂こうと思います(笑)


魅力その①はもっちもちの食感でした。

今回、ご紹介する魅力その②。

これは夏にぜひ作ってもらいたい！！

その理由についてお話ししたいと思います。

分

スキャッチャータ（ホシノ）


タイトルにも書いた通り、通常は夏場で4～5時間、冬場だと一晩以上かかる一次発酵が、何と『90分』


普段、イーストのパン作りに慣れられている方は、「それが？」と思われるかもしれません。

確かに、イースト量を増やせば、発酵時間はどんどん早くなります。

しかし、旨みの熟成の時間がなかったり、イースト特有のにおいが気になったりします。


旨味の熟成は時間をかけることによって出てきますと、これまで何度もお伝えしてきました。

では、美味しくないパンなの？


いえいえ、そんなことはありません。

旨みたっぷり、もっちり～。


では、この短時間（90分）でどのようにして旨味を出しているのか？


実は「中種（ポーリッシュ種）」と呼ばれる種を用いて作るからです。

この先に発酵させておく種によって、芳醇な発酵臭が出ます。


これを読むと何だか難しそうだし・・・。

そう思っている方、ぜひ、聞いてください。

中種は事前に粉と酵母などを合わせておきます。

ぐるぐると混ぜ合わせて置いておくだけ。

一定のところまで膨らんだら（今の時期4時間程度）、冷蔵庫で寝かせておくだけ。

あとは次の日に朝から生地ごねしたら、お昼には十分間に合います！！



ここで、なぜこの時期がいいのか？？ですよね。

酵母の活発に働く温度が気温だからです。

生地をこねたら室温に置いておくだけ。

28～32℃くらいが適温です。

これは夏に作るしかないですよね！




これがまた、程よく塩気もきいて、お酒にも合うんです！！

もちろん、ランチにもピッタリです。


ぜひぜひ、一緒に作りましょう！


このパン、いろいろなアレンジも楽しいパンです。

次回はアレンジをご紹介したいと思います。



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