北摂手ごねフランスパン教室「カラフルバゲット」
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クープが開かないうちは、クープが開くポイントよりも開かない要因を潰していきましょう
なつ美 先生のブログ 2024/12/5 16:11 UP-
今日もお疲れ様です。
大阪フランスパン教室
カラフルバゲット 主宰の甲賀なつ美です。
バゲットがうまくいかない方が「うまくいかない!!」と悩まれるのは、最初はクープです、よね。
なぜクープが開くのか、開かないのか。
これを理解しておかないと、むやみやたらとバゲット量産してもクープが開くようになることはないのです。
クープが開くためのポイントは、もう沢山あるんです。
クリアしなくてはいけないポイント。
逆にクープが開かない原因は3つ!
とにかくこれだけ対応していただければ「クープ」の問題はクリアできるんです。
まず
●元気な生地を作る!!
過発酵になっていませんか。
生地ダレていませんか。
生地を膨らませるためには、生地の力が元気かどうかがポイントです。
部屋が暑すぎる、生地の温度が高すぎる、これも元気がなくなる要因です。
生地のために環境設定も気を付けて元気な生地をキープしましょう。
●生地を重ねる
しっかり生地を重ねましょう。
端から端まで生地を重ねます。
●クープナイフの入れ方
上記2点が出来ていなければ、ここ、クープナイフの使い方をいくら頑張ってもクープは開きません。
どんなに上手にナイフが引けてもクープは開かないです。
クープナイフの入れ方は、本やテキストにイラスト付きで記載があります。
入れ方をご自身で説明できるくらい、頭に入れてみてください。
この通り引いてない場合、よくあるのがソーセージのようなカットをされた場合ですが、開くクープの入れ方ではないので開きづらくなります。
いかがでしょう。
簡単なことのように思えますが、一番の難関は、生地を作る。
生地を見る。
生地を見極める。というところなのです。
クープの決め手は生地!
クープが開くようになってから、精度をあげていくのです。
まずはここから。
クープが開かない原因を潰してから、クープが開くための沢山のポイントにとりかかりましょう。
是非、新年度スタート、このタイミングでクープ問題解決しましょうね。
ちなみに、「クープもだけど内層の気泡もないんです!!」という方はクープからマスターしてください。
順番です。
どちらもいっぺんに追い求めないでくださいね。
本日は以上です。
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先生情報 |
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なつ美 |
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早稲田大学教育学部卒業後、金融業界に13年勤務。 ワンオペワーママをしながら、製パン専門学校に通う。 退職後、小麦粉について学び、2019年10月フランスパン教室「カラフルバゲット」を開業。 パン作り初心者さんからパン教室講師の方まで、バゲットをクープパックリ、気泡をボコボコに作れるように理論的に学ぶ教室です。 お家でバゲットが焼けない原因を一緒に解決します。 プロフィール詳細をみる |