バゲットのクープをバリっと気泡をボコボコに作るフランスパン教室大阪豊中
今日もお疲れ様です。
大阪フランスパン教室
カラフルバゲット 主宰の甲賀なつ美です。
みなさんがバゲットを焼かれる時のサイズはどれくらいですか?
カラフルバゲットのレッスンでは、練習もしたいので生地を2分割して成形していきます。
だから焼き上がりは22~3センチくらいのものが2本です。
でも実はね、分割しないで1本で焼く方が失敗は少ないんです。
長い方が難しいって思っている方もいらっしゃるかもしれない。
クープのバランスとか、ちゃんと均一に開くか・・とかいうところを気にすると、3本クープと5本クープでは入れるクープの数が増える5本クープの方が開かないリスクがあると思われるかもしれません。
でも、私の生徒さんはそんな心配ないです!
3本クープのレッスンをしてきて、「3本がバランスよく引けない!」なんて方いらっしゃいません。
例えば、複数本クープをいれて1本だけ開かなかった・・というのにも必ず理由があって、その理由がほぼ。
いや、確実に!
「分割丸めが原因」で起きていることだからです。
例えば真ん中だけくぼむ「鉄アレイ」、片方だけ細くなる「こん棒」の理由、思い出してみてください。
生地が均一になってなかったからですよね。
それが分割なく、オーブンの中で斜めに焼く40cm前後のバゲットだと、容器から出してそのまま丸め。
そのまま成形。
均一じゃなくする方が難しいんです!
あとはいつも通りの成形をいつもより少し長くして、いつも通りのクープ入れをいつもより少し多くすればいいだけですもの。
ホイロの見極めもいつもと同じ。
私の場合は、焼成も同じでいけています。
(お好みで調整してください)
それだけ分割・丸めって難しいんです。
その工程が入るだけで均一じゃなくなるリスクが高まるから。
レッスンでは、1本だと成形の練習とか、見極めの見方とか、見て欲しいところ、練習して欲しいところは数をこなしたいという理由もあって、分割しています。
パンの老化もカットしないで置ける方が遅いので、1本長いのを食べ途中・・とするより「2本のうち1本はカットせずに明日食べる」の方が美味しく食べられるというところからです。
分割なしの1本がハードル高い・・と誤解している方がいらっしゃったら、是非1本で焼いてみてください。
大丈夫。
今までずっと理論をお伝えしてきました。
いつも通りするだけですよ!
我が家はね。。
本当にパン好きな子供たちがバゲットの端っこが大好きなので、分割して2本、端っこ4つ作るんです。
1番美味しいところをよく知っている子供達です。
美味しいバゲット焼きましょうね。
ちょっと挑戦してみてください。
本日は以上です。
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早稲田大学教育学部卒業後、金融業界に13年勤務。
ワンオペワーママをしながら、製パン専門学校に通う。
退職後、小麦粉について学び、2019年10月フランスパン教室「カラフルバゲット」を開業。
パン作り初心者さんからパン教室講師の方まで、バゲットをクープパックリ、気泡をボコボコに作れるように理論的に学ぶ教室です。
お家でバゲットが焼けない原因を一緒に解決します。