熱伝導による下火でバゲットを焼く銅板の有無

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最終更新日:2022/1/4

北摂手ごねフランスパン教室「カラフルバゲット」(大阪府豊中市)

バゲットのクープをバリっと気泡をボコボコに作るフランスパン教室大阪豊中

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バゲットのクープをバリっと気泡をボコボコに作るフランスパン教室:豊中市

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熱伝導による下火でバゲットを焼く銅板の有無
2024/5/10 21:28 UP

今日もお疲れ様です。
 
大阪フランスパン教室
 
カラフルバゲット 主宰の甲賀なつ美です。
 

 
天板のご質問をよく頂きます。

「銅板使ってますか?」

「銅板使った方がいいですか?」

皆さん沢山工夫されてます。

私はあんまりパン作りにお金をかけたり「特別な道具」も購入しません。

今ある道具を使いたい。

面倒な材料はいらない。

と思っています。


先日オンラインの生徒さんに銅板や鉄板を見せて頂きました。

銅板はすごく高かったです。

鉄板も重い・錆びる等感じるところが多いようでした。

こんな話を別の生徒さんにお話しすると、やはり銅板をお持ちでした。

本当に皆さんの努力には頭が下がります。

私がよくご質問いただくのは、「銅板を付属の天板に重ねて使用しています。」というものです。

詳しくないので、現在もどうか定かではありませんが、銅は高いので薄く、製菓材料店で販売している銅板は、たわんでしまうそうです。

だから付属の天板に重ねられている。

●金属を重ねるということは、逆効果です。

金属から金属へ熱伝導する間に空気の層があります。

ですから、天板を重ねてしまうと熱の伝わり方は鈍くなります。

直に置けないと熱が伝わらないので、重ねるくらいなら最初から付属の天板か、銅板1枚で頑張るかをお薦めします。

ただし、

●薄すぎる銅板は熱は伝わりません。

たわんでしまうほどの銅板。

先日生徒様と調べてみたら1.5ミリというものが出てきました。

これは熱が伝わるほどの厚みがなく効果としては今一つです。

バゲットを焼かれる時に銅板をご使用なさる意味は、熱伝導による下火を狙っていらっしゃるのではないかと思います。

でも結局薄すぎて効果がない。

薄すぎて重ねてしまったことにより、逆に熱が伝わらない。

ということも起きるのです。

それでも対策を・・というのであれば、さらに高価になりますが、分厚い銅板がご準備できるならこれが良いと思います。

そうではないのなら無理して銅板をしようせず、付属の天板で焼いたら良いですよ!

私の生徒さん方もオーブンに付属している天板で焼いています!

無理して頑張る必要はない。と参考になれば幸いです。
 
本日は以上です。
 
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先生情報
なつ美
なつ美
東京都出身

早稲田大学教育学部卒業後、金融業界に13年勤務。
ワンオペワーママをしながら、製パン専門学校に通う。
退職後、小麦粉について学び、2019年10月フランスパン教室「カラフルバゲット」を開業。

パン作り初心者さんからパン教室講師の方まで、バゲットをクープパックリ、気泡をボコボコに作れるように理論的に学ぶ教室です。

お家でバゲットが焼けない原因を一緒に解決します。



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