バゲットのクープをバリっと気泡をボコボコに作るフランスパン教室大阪豊中
今日もお疲れ様です。
大阪フランスパン教室
カラフルバゲット 主宰の甲賀なつ美です。
天板のご質問をよく頂きます。
「銅板使ってますか?」
「銅板使った方がいいですか?」
皆さん沢山工夫されてます。
私はあんまりパン作りにお金をかけたり「特別な道具」も購入しません。
今ある道具を使いたい。
面倒な材料はいらない。
と思っています。
先日オンラインの生徒さんに銅板や鉄板を見せて頂きました。
銅板はすごく高かったです。
鉄板も重い・錆びる等感じるところが多いようでした。
こんな話を別の生徒さんにお話しすると、やはり銅板をお持ちでした。
本当に皆さんの努力には頭が下がります。
私がよくご質問いただくのは、「銅板を付属の天板に重ねて使用しています。」というものです。
詳しくないので、現在もどうか定かではありませんが、銅は高いので薄く、製菓材料店で販売している銅板は、たわんでしまうそうです。
だから付属の天板に重ねられている。
●金属を重ねるということは、逆効果です。
金属から金属へ熱伝導する間に空気の層があります。
ですから、天板を重ねてしまうと熱の伝わり方は鈍くなります。
直に置けないと熱が伝わらないので、重ねるくらいなら最初から付属の天板か、銅板1枚で頑張るかをお薦めします。
ただし、
●薄すぎる銅板は熱は伝わりません。
たわんでしまうほどの銅板。
先日生徒様と調べてみたら1.5ミリというものが出てきました。
これは熱が伝わるほどの厚みがなく効果としては今一つです。
バゲットを焼かれる時に銅板をご使用なさる意味は、熱伝導による下火を狙っていらっしゃるのではないかと思います。
でも結局薄すぎて効果がない。
薄すぎて重ねてしまったことにより、逆に熱が伝わらない。
ということも起きるのです。
それでも対策を・・というのであれば、さらに高価になりますが、分厚い銅板がご準備できるならこれが良いと思います。
そうではないのなら無理して銅板をしようせず、付属の天板で焼いたら良いですよ!
私の生徒さん方もオーブンに付属している天板で焼いています!
無理して頑張る必要はない。と参考になれば幸いです。
本日は以上です。
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早稲田大学教育学部卒業後、金融業界に13年勤務。
ワンオペワーママをしながら、製パン専門学校に通う。
退職後、小麦粉について学び、2019年10月フランスパン教室「カラフルバゲット」を開業。
パン作り初心者さんからパン教室講師の方まで、バゲットをクープパックリ、気泡をボコボコに作れるように理論的に学ぶ教室です。
お家でバゲットが焼けない原因を一緒に解決します。