プレゼントしたくなるお洒落なお菓子教室”Casa R…

プレゼントしたくなるお洒落なお菓子教室”Casa Rica"

(千葉県浦安市)

めちゃくちゃ美味しいフィナンシェのレシピ

田村 里夏 先生のブログ 2021/2/13 23:33 UP

[PR]

50歳大人女性のためのプレゼントしたくなるお洒落なお菓子教室Casa Rica(カーサ・リカ)の田村里夏です今日もブログにご訪問くださりありがとうございます。
先日、某朝の番組を見ていたら、とあるレストランのデザート担当のパティシェの方が出演されていました。そして、スタジオで、焦がしバターフィナンシェの実演をされる、ということで、、興味津々拝見していました。
その女性は、フランスのお菓子屋さんで修行をされた経歴をお持ちでしたので、私の作り方と、さほど違わないだろうな…なんて思いながら。
ところがどっこい、材料から、いきなり違っていまして、びっくり!有塩バターを使っておられるではありませんか!
ベーキングパウダーが入っているのは、まぁ珍しいことではありませんが、、、なんと!コーンスターチまで入っている!?
作り手さんによっては、ベーキングパウダーをお入れになるのは、以前から知っていました。でも、ベーキングパウダーを入れて焼く場合、暫く生地を寝かさないと入れる意味がない(膨らまない)のと、もし膨らんだとしたら、そもそも、金塊のような形とは違うフォルムになってしまうのと、ル・コルドンブルー・マドリード校では、ベーキングパウダーは入れないレシピで習いましたので、それを信じて、私は普段、フィナンシェにはベーキングパウダーは入れません。
ル・コルドンブルーレシピでも、フィナンシェにはベーキングパウダーは入れない、ということは、本場フランスでは、フィナンシェにはベーキングパウダーは入れないんだろうな…と思い込んでいましたが、、、
テレビで実演さなったパティシェさんも、フランスにパティシェ留学されたご経験がおありのようでしたので、フランスでも、お店やシェフによって、ベーキングを入れたり、入れなかったりが、あるのでしょうね。

フランス菓子に使うバターは、基本無塩バターで、発酵バターだとより美味しくなる!という固定概念を持っていた私には、フィナンシェに有塩バター!というのも、かなり衝撃的でした。
何はともあれ、何事も勉強!と思いまして…作ってみましたよ、その方のレシピで率直な感想を申し上げると…めちゃくちゃ美味しい
ちなみにこちらがその方のレシピです
有塩バター150g卵白150gグラニュー糖150g薄力粉52gアーモンドパウダー52gコーンスターチ7.5gベーキングパウダー3g
180度で12分焼成。

何度もしつこいですが…私がいつも作っているフィナンシェのレシピとの違いは、コーンスターチと、ベーキングパウダーが入っていること、バターは有塩のものを使っていること、そして焼成温度と焼成時間。

それ以外の材料の配合や分量は、私のレシピとほぼ同じなのに…こんなに美味しいのは、コーンスターチがいい仕事をしてくれているのでしょうか…はたまた、有塩バターのお陰なのか…、それとも、焼成温度と時間⁇
今まで自信があった自分のレシピを、また改良したくなってしまいました。
日頃から、色々なパティシェさんのレシピやレシピ動画を観させてもらいますが、滅多に、自分のレシピが揺らぐことはないのですが…あまりにこのフィナンシェが美味しくて、久々にフィナンシェのレシピを見直したくなりました。
で、要領の悪い自分が、たまによく陥るのが、、美味しいお菓子のレシピに出会う↓自分のレシピを見直したくなる↓何度も試作してみる↓段々どれが正解か分からなくなってくるという事態。
この事態に一度陥ると、時間を忘れて、明け方まで、何度も一つのお菓子を焼いてしまうことも。あ〜
フィナンシェのレシピを確定するのに、数年前に何度も何度も試作して、コレだ!というレシピに落ち着いたのですが…また始まってしまいました、終わりのないフィナンシェの旅が
フィナンシェの試作の模様は、また後日、書かせていただこうと思います。
今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

ブログサイトを見る 教室HPのURL

先生のブログ記事一覧へ

特集

最近チェックした教室open