チカップお米パン教室

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(秋田県秋田市)

梅干しの黒焼きと 煙回収!手作り収装置

長谷川 理乙 先生のブログ 2019/11/5 11:14 UP

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こんにちは

今日は、長文になりました。
黒焼きに関心のない方は、スルーされてください。


きのうは、セイタカアワダチソウの黒焼きを作りました。このブログを始めてからは、黒焼きを作る事から、遠ざかっていたのですが、黒焼きは、不思議な物質。日本では、民間療法として長年利用されてきた動植物の力。中国では「霜」といって、漢方でも用いられています。昨日は、子どもの喘息咳に特効し、知り合いの痔にも、効いたとの事で、改めて、黒焼きのすごさを再認識、再実感しています。今朝は、「昆布の黒焼き」と、「セイタカアワダチソウの黒焼き」を合わせたものを、オブラートに包んで二包、飲んで登校していきました。自分でも、楽になって効果を実感しているので、率先して飲んでます。(笑)寝る前に、水を使わない噛んで飲む、処方していただいた喘息の薬があるのですが、まそれは断固拒否しているのに。という訳で、今日は、「梅干しの黒焼き」を作成中です。冷え性、貧血、かぜなど、不調によく効き、「天然の抗生物質」と呼ばれるくらいの、有名な黒焼きですね。インフルエンザにも効く、という話も。一昨年、大分の無農薬梅を18%で漬け、土用干しもした、梅干しを使ってみます。黒焼きは、空気をできるだけ遮断してじっくり蒸し焼きにするので、「網でちゃちゃっと、黒く焼きました。」「ホイルで軽く包んで、網で焼きました」程度では、空気を遮断して、じっくり蒸し焼きにはならないので効果は薄いかもしれません。やらないより、もちろん良いです。という事で、黒焼きの作り方は、諸説ありますが、梅の場合は「土鍋の底に一重に並べて、蓋のまわりを粘土で、メドメをする」(この写真は、蒸気穴を塞いだものを、載せましたが、最初は蒸気穴はふさぎません。)「中火で、火にかける」30分程すると、白い煙が蓋の穴から、出てくるので、白い蒸気がほぼなくなるまで、30~50分くらい。「この煙+蒸気 が問題なんです。」私は、いろいろやってみて、外で作ることにしました。家の中で作っても、換気扇で外に煙を出して拡散したら同じ事ですし、私には、大好きなにおいですが、煙い、臭いとか、ご近所さまにも、迷惑がかからないように作らないといけません。特にクレームなどをいただいた事はありませんが、やはり、気を遣わなければならないですね。という、訳で、作った「煙、収集装置」 が、こちら ↓煙の穴に煙突をのせて、ビニールで煙を集めてみました。(すごく、簡単!)煙は、水蒸気と共に、精油成分、タール成分などが含まれていますので、拡散すると、におうのですが、煙突で冷やして精油+タール+水分に戻してみました。炭焼きの時にでる、「木酢液」 「竹酢液」の素みたいなものですね。↑ 木酢液ならぬ、「梅干し酢液」です。「梅酢」というと誤解が生じますが、おそらく飲用は難しいと思います。装置は改良の余地はありますが、この方法で原理はあっているかと。目的は、ご近所さまに、ご迷惑をかけないよう静かに良いものを作りたい、という事ですので、目的は達成されました。この梅酢液は、お風呂に入れたり、してみようかと、思います。ちなみに、黒焼きでなくても、同じような水蒸気を集める原理を使いますとハーブウォーターやハーブオイルを自家製で作ることができますね。江戸時代に、「らんびき」 という、花のハーブウォーター、オイルを集める装置があったようなのですが。バラの花がたくさん採れたとき、ハーブがたくさん採れたとき、ドライでもいいかと思いますが、この原理で、簡単な 「らんびき」作れますね。ちょっと風情がないですけど。話がそれたので、戻します。で、水蒸気の煙が、ほぼ出なくなったところで蒸気穴に粘土で蓋をして、蒸し焼きしていきます。ここからは、家の中に入れて、安全に気をつけながら、加熱していきます。外でもいいですけど、コントロールや、安全確認が大変なので。私は、ここから弱火で6時間、焼いてみたいと思います。加熱時間は、作る量にも関係しますし、焼く素材によっても、諸説あります。24時間、48時間、という作り方もありますが、黒焼きは、そのものの質も残しながら、別の物質に転換するというのが大事です。加熱が多すぎると、炭になってしまうのではないか?と思うからです。かと言って、蒸し焼き時間が足りなくても、効果的でないようにも思います。そういう訳で、今回の梅の量などから見て、6時間としてみました。また、次回のブログで、仕上がりを報告しますね。種まで、しっかり黒く蒸し焼きできているといいのですが。後、加熱の熱源。少ないものなら、オーブントースターで作れるようです。私はできるだけ、ナチュラルな作り方をしたかったので、以前は七輪で木炭で作っていました。でも、これが熱源の炭からも、すごく煙が出る!我が家はよくても、周りに迷惑をかけては本末転倒。というわけで、カセットガスコンロを使うようになりました。家の中では、キッチンのコンロでもいいのですが、過熱防止センサーが作動しますのでそのまま、カセットガスコンロで。ちなみに、煙の少ない、燃料も自然で且つ少なくて済む、ハイテクの七輪、「イーコンセプト社製、ツインターボ」という折り畳み七輪があるのを知りました。https://www.amazon.co.jp/イーコンセプト-Consept-ツインターボ-バックパッキングストーブ-直径14cm/dp/B077HZQPLS


ガス火でなく、少ない炭で煙なくナチュラルに作れるので、用意したいのですが、大人気で、品切れだそうです。私は、こういう製品が大好きなので、是非在庫が出たら、用意したいと思います。 土鍋で、米粉パンを作る時にもすごくいいですし。ちなみに、私は黒焼きについて、昔に主婦の友社から出版された黒焼きの本を読んだり、谷口書店から出ている、黒焼き研究家の小泉栄次郎さんの本を読んで、勉強しました。昔すぎて、文体なども難しくて、黒焼きの対象も、少し今の現状では手に入らないものあったり。黒焼きが好きすぎて、今を生きている人が簡単に黒焼きを作ったり、その良さが感じられるような現代意訳本を書かせていただけるようでしたら喜んで、書かせていただきたいです。医薬分業や、西洋医学が、普及してから、黒焼きは根拠がない、と衰退したらしいので、難しそうですが。でも、それで国民が健康になっているかというと、うーん、それもまた、? なところでは、あります。どこかの出版社さんから、オファーいただけませんかね? 冗談半分、本気半分で、締めくくります。尚、黒焼きを作る場合は、火には十分気を付けて、自己責任にてお作りください。経験者の方、ご指導いただけるようでしたら、是非お願いします。また、「作りましたよ〜」というご報告いただけるようでしたら「#チカップお米パン教室」をつけていただくと、インスタはいつでも拝見させていただきます。連絡先を一応、チカップお米パン教室 お問い合わせ cikap61☆gmail.com ☆を@に換えて下さい尚、簡単米粉パンワークショップと、共に黒焼き講座も、申し受けます。※本ブログの記事の、無断流用、引用を禁止させていただきます。アメブロのリブログに関してはご自由にどうぞ。

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