パン教室アンブレッド
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アルタイト食パン型の使い始めにしておきたい「空焼き」の仕方。
安東 睦 先生のブログ 2019/7/20 21:46 UP
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吹田市・千里丘パン教室アンブレッドの安東むつみです。パン教室のリニューアルにむけて準備を進める中で新しい食パン型を購入したので、さっそく角食パンを焼いてみました。
こちら、リニューアル後の新基礎コースレッスンで使用します。(このお店で買いました。↓)富澤商店さん アルスター 食パンケース1斤型https://tomiz.com/item/00755900
そこで、今回私が行ったアルタイト食パン型での空焼きの仕方をご紹介したいと思います。そもそも空焼きとは?型を使い始める前にまずオーブンに型だけを入れて焼き込む作業のことです。製造のときについた鉱油を焼き落とす役割と、これをすることでパンを焼いた時に生地の型離れを良くしてくれ、型の耐久性がよくなるので長持ちするんですね。やり方
①まずは洗剤をつけた柔らかいスポンジで型を洗い、水気をしっかり拭きとります。
②蓋付きの場合は、別々にしてオーブンに入れて
150度で20分焼きます。
③型が熱いうちに付着している油やゴミをキッチンペーパーで拭き取ります。
ミトンや軍手などをして
やけどに気をつけてくださいね!
④型が熱いうちにサラダ油(ショートニングでも)を型の内側に薄く塗ります。
キッチンペーパーを使ってもいいですね、
ただコツは薄く塗ることです。
⑤さらに240度で20分焼きます。
このときはかなり部屋が煙くなるので
換気を十分にしながら行ってくださいね。
オーブンから出した型は
油の膜が張って少し茶色になってます。
冷めてから触ると意外にもさらさらしてますよ。
これで型の下準備は完了です。前に、この空焼きをやらずに買ってすぐそのままパンを焼いたことがあります。焼けた!と喜んだのもつかのま・・・最後の最後に型にひっついて出てこない!むりやり取り出した食パンはボロボロになってしまいました。悲しかったですね。この新しい型で焼いた食パン、先程の空焼きのおかげでスルッと型から飛び出してくれましたよ。使用後は、水では洗わずに型が冷めないうちに油や汚れをきれいに拭き取るだけにします。長期間、使わない場合は、優しく洗いしっかりと乾燥させて保管してくださいね。このように、最初に手間はかかりますがアルタイトの型は頑丈で長持ち、徐々に馴染んで扱いやすくなります。この空焼きは少し面倒だし、いつものお手入れが楽なのがいい・・・という方には空焼きが不要のフッ素加工がしてあるものもあります。とにかく型離れがよく、汚れもすぐ取れるので手入れがとってもしやすいです。少しお値段が高いところと使う回数が増えるとコーティングが剥がれてしまうので一生ものとはいえませんが実際私が持ってるテフロン加工の型は油脂を塗らなくてもくっつくことなくきれいに取り出せます。スポッと型からでますのでストレスフリーでパンを焼きたいのならこのような型を使ってみるのもいいかもしれませんね。今回はアルタイトの食パン型での空焼き方法を紹介しましたが、これからパン作りを始める方でまず最初にこのような食パン型を買う方は多いと思います。型を育てるとよく表現するのですが、お手入れをしながら大事に使えばこの先何年も何十年も使えます。使えば使うほど愛着が湧いてきますよ!
先生情報 |
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安東 睦 |
フードコーディネーター。 0型だけどキッチリ計量が大好き♪ 大手料理教室の講師経験を活かし 吹田市千里丘の自宅にて 『手ごねパン教室アンブレッド』を主宰しています。 次の日かたくなっちゃうパンからの卒業! 家族に喜んでもらえるパン作り^^ たった10分のこねで、翌日もフワフワ美味しいパンの作り方のコツ! しっかりレクチャーいたします。 プロフィール詳細をみる |