スレッズで連載している「迷信のないお菓子教室」をたまにはこちらでもご紹介します。
本日のお題は「ルセット（レシピ）収集家」
「」内は弓田亨先生がおっしゃったことです。
「あちこちの教室に行って、とにかくルセットを集めてる人いるだろ？ああいう人は、ルセットを集めたら上手くなるとでも思っているのかね。あちこちに行くのは、ほんっとにうまくなんねえんだ。お菓子上手くなりたい人は、あちこち行かないほうがいいですよ、あちこち行く人は、ルセットの収集家でしかない」
「お菓子作りは配合だけじゃないの。いつもいうけども、材料の選び方、技術体系、精神性、ちゃんと伝えられる親方なり先生についてひとつのところで習った方が上手くなるんだよ。わかってない人が多いけどね」



「大山さん、ここ（イルプルー）に来る前に見てたお菓子の本あるの？まだあるんなら邪魔だから捨ててしまいなさい。ちゃんと上手くなるように教えてっから、安心しなさい」
私のところにも、あちこちのお菓子教室に行かれている方が時々いらっしゃいますが、とても上手な方は、おいでになりません。
配合だけたくさん習っても、お菓子作りは上達しません。逆に同じお菓子を繰り返し教わる方が上達します。 お菓子作りの技術を身につけられたい方は、技術のしっかりした1人の先生を選んで、その方に継続して教えていただくことをお薦めいたします。同じお菓子でも結構ですので、なるべくたくさん通うことで上達します。
イルプルー系のお教室をお探しでしたら、本科を出ただけの方ですと、お上手な方と技術不足の方と混在しておりますので、ひとつの目安として、師範でしたら間違いないと思います。
イルプルーの師範は、本科を第二クールまで出たあと、厳しい試験（生菓子、焼き菓子、パン、パイ、チョコレートの5科目全て）をクリアして、本校に技術認定を受けているからです。
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