表千家教授会に参加して
あこ 先生のブログ 2017/2/13 16:53 UP
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同門の1月号で
【表千家教授会】発会のお知らせがありました。
2月9日に初年度の開会式に参加してきました。
第一次登録会員は1400名
この日は、全国から100名の会員が参加しました。
午前中は、表千家会館にてお家元宗匠ご臨席のもと、
開会式が行われ
会員登録証と会員章の授与がありました。
表千家の紋「独楽紋」
宗匠のお言葉で、来年2月28日祖堂にて代替わりの襲名をされるとお話しがありました。
而妙斎宗匠は、宗旦を名乗ります。
今まで、元伯・啐啄斎・吸江斎・碌々斎が宗旦を名乗っています。
このたび、即中斎宗匠の構想(家元の近くに建物を建て京都に来てもらい最後の講習(会)ができたらいいな)が叶い、教授者一堂会し集まり発会できることの喜びを感じています。
知識・お茶の心少しでも弟子に伝える、その締めくくりを家元の会場で新しい物を植えつけてほしい、お茶を楽しみ自分で新たなものを見つけてください。と、お言葉がありました。
開会式の後、吉水宗匠から講話がありました。
「道具が大事」について
お茶をするのに大事な要素は、道具である。
道具の取り合わせの試行・楽しみ方・思いがある。
なんでその道具を使われたのか?
客によって道具を変えた。
茶事の面白みがでてくる。
その他
道具を床に飾る意味(唐物の話し)
利休辞世が千家に戻るまで
家元が回忌を大事にする意味(利休450年忌があと20数年後)
現在に続いている表千家の歴史の偉大さを感じました。
外を見たら
午後は表千家茶道会館へ
お呈茶をいただきました。
「紅梅」嘯月製
お茶碗「不審庵印・膳所焼き」
吉水宗匠指導の実技講習は
茶碗飾り
初炭(羽根香)
続き薄茶でした。
お道具も素晴らしい物を見せていただきました。
印象に残ったものは
床の掛物「渓梅一朶香」碌々斎宗匠 六十三翁
掛け花入れ「高麗筒」利休写し 慶入作
修了式
三木町宗匠より、「受講証」が授与されました。
これからもお茶を楽しんでいただき、一年に一度京都に講習を受けに来てください。と、お話しがありました。
先生情報 |
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あこ |
大学で栄養士の資格を取得、専門学校に就職後、和・洋・中ならびに、クッキングスクールの助手を務める。 恩師の料理本の撮影のための料理作りを手伝う。 その縁で料理講習会にて、著名の方々の助手を務める。 現在は自宅にて、お料理を教室、茶道教室を主宰 プロフィール詳細をみる |