愛知県 料理教室 Hina Hana Kitchen

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(愛知県稲沢市)

ベビーフードって子供にとって完璧に作られている?

森 結花 先生のブログ 2019/7/13 10:00 UP

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こんにちは。愛知県稲沢市の自宅にて、 料理教室
Hina*HanaKitchen(ひなはなキッチン)の 講師をしている森結花と申します。
プライベートでは、 1歳の男の子のママでもあります。
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こんにちは。
先日、アレルギー大学へ行って講義を受けてきたときのこと。
講義を受けた内容は、その日わかった気になっても家に持ち帰り、次の日になると頭の中には5%くらいしか残っていないもの。いろいろなところで発信していくことで、自分の中に知識として定着する、と、名古屋学芸大学(母校です)の和泉教授がおっしゃっていたので、これからも小出しで発信していきたいと思います。
よく、離乳食作りのお話で、ママさんたちが、👧:今はベビーフードがあって、各企業さんたちが開発を重ねていいものを出してくれているのだからそれをあげれば大丈夫。ですよね?
👧:外出の時だけじゃなくて、普段の食事でも日常的に使っている。いいのかしら?
👧:栄養も、味も形態も完璧だからいいよね?
なんていうお話やご相談をよく伺います。

実際にベビーフードで栄養を補うことはできるのか?形態・味付けは月齢ごとに適正なのでしょうか?



調理実習の中で、実際にさまざまなベビーフードの食べ比べをして、同じ班の方と意見交換を行いました。


味付け・柔らかさについて各メーカー、試しましたが、5〜6ヶ月ごろは味も薄味に作られていて、ペースト状のものなので、月齢に適していると感じました。
ただ、離乳食後期の12ヶ月ごろのものは、味がしっかりついていて、大人でも美味しく食べられると感じました。少し味が濃すぎるかも?
子供の味付けの目安は、3歳未満のお子さんの場合大人の半分くらいの味付けが好ましいと言われています。(その子の食べ具合、好みにもよって各家庭ごとにかなり差は出てくると思いますが、一応目安として)それに比べると、1歳にしては、だいぶお子さんが食べやすいように濃い味になっているな、という印象でした。
硬さについても、離乳食後期にしては、柔らかく作ってある印象で、歯が生えてきて噛む練習、前歯でかみちぎる練習をするには食材が小さく、柔らかく作られている、と意見が上がりました。
やはり、企業は、安全性をとり、子供が食べやすい形態で商品として販売しているのでしょうか。何かあってはいけないですもんね。
1歳近い年齢になってくると、お子さんごとに食べることに対しての歯の生え方、口の発達、食に対する興味、それぞれ個性がでてきます。食事をしているお子さんの様子をみながら食事を作る人(提供する人)が、少しチャレンジで大きめに切ってみたり、固めの食材にチャレンジしたり、これはまだ難しいな、と思うものは小さく、柔らかくしたり…と、個別の対応が必要となるのだな、と思います。


もちろん、ベビーフードがいけないというわけではなく、やはり忙しい今の時代に合っているものだとは思うのですが、ベビーフードが完璧な食品か、というとそうではないのだな、と思いました。

ベビーフード・家庭での手作り、利点・欠点を補いながらうまく活用していくのが良いのではないかと思います。

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