ワンちゃんネコちゃんの料理教室

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(滋賀県大津市)

大嫌いだった父のこと

ポピー 先生のブログ 2025/5/15 14:16 UP

   

悔しかったら賢くなれ」——





嫌いだった父の言葉が、
今の私を支えている。




私は、ずっと父のことが嫌いでした。
経営者だった父は、物事を論理的に考え、
正しさを追求するような人で、
その思考を家族にも求めてくる人でした。




母に対しても厳しく、
感情的な母の方がよっぽど人間らしくて、
私には接しやすかった。


だから私は、小さい頃から“お母さん子”でした。


父の言葉や考え方は、理解したくなかったし、理解できなかった。


だけど今、こうして自分が経営という立場になって、
気づけば、ふとした瞬間に父の言葉を思い出している自分がいます。




「悔しかったら、賢くなれ。」



冷たくて、突き放すようなその言葉が、
実はずっと私の中に残っていたんだと気づいたのは、ごく最近のことでした。




私が動物の世界に入ったのは、
小さい頃に飼っていたワンちゃんを5歳で亡くしてしまったことがきっかけです。
知識がなかった。どうしていいか分からなかった。
ただただ、細くなっていくその子を見ていることしかできなかった自分が、悔しかった。




「もう二度と、あんな後悔はしたくない」



その気持ちで専門学校に通い、2代目のワンちゃんを迎えました。
でも、その子は重度のアトピーとアレルギー。
再び目の前に現れた
「どうしていいか分からない現実」。

そこで出会ったのが「手作り食」でした。
でも、本だけでは不安で、自信が持てなかった。




だから私は、動物看護師の資格を取り、
実際に“手作り食を教えている動物病院”に勤める道を選びました。


もっと知りたい。もっと深く理解したい。

それは、自分の悔しさを、
学びで埋めようとする道だったのかもしれません。




今、私は講師として、犬や猫の食事のことを伝えています。
栄養学を学びたい飼い主さんや、手作り食を仕事にしたい方に向けて、
「ただレシピを教える」のではなく、
“どうしてこの食材を選ぶのか”というところまで、しっかりと理由を伝えています。


なぜそこまでこだわるのか。
それは、かつての私のように、
「知識がなかったから救えなかった」と感じている人を、少しでも減らしたいから。



私は、父のように論理的にはなれないけれど、
それでも伝え続けたいと思っています。
悔しい思いをしている飼い主さんに、
私の言葉が届いて、
「学べば変われる」と思えるきっかけになればと、心から願っています。


「悔しかったら賢くなれ」
あの頃は嫌いだったその言葉が、


 今の私を支える大切な言葉になりました。





 
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