コロナ給付金と仕訳（帳簿処理のこと）

覚え書きです。後日変更や修正があるかもしれません。実務の際は各関係機関の窓口で正確な情報をご確認ください。新型コロナウイルス感染拡大により、事業主に対して・給付金・協力金・助成金・支援金などが入金された帳簿の仕訳について。書いておきます。「特別定額給付金」新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、全国民対象に給付されるが「特別定額給付金」入金された場合【例】 特別定額給付金（給付対象者1人につき10万円）が、事業用口座に入金された。【仕訳】 借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要 普通預金 100,000円 事業主借 100,000円 特別定額給付金 ※事業用の口座ではなく、個人用の口座に入金された場合は仕訳不要。他代表的な給付金・協力金・助成金・支援金【例】 持続化給付金として100万円が、普通預金口座に入金された【仕訳】 借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要 普通預金 1,000,000円 雑収入 ※1,000,000円 持続化給付金 ※消費税法上の不課税取引◆ 感染拡大防止協力金については、地方自治体によって名称が異なる。給付金・協力金・助成金・支援金などの制度の詳細によって、仕訳や処理が異なる場合があり詳細は制度を実施している団体、税理士もしくは所轄の税務署にお問い合せ。◆給付金・協力金等の消費税、所得税、法人税について 給付金・協力金等は雑収入勘定になりますが、◆消費税は課税なし。（不課税）◆所得税や法人税は課税。所得（収入−費用）が最終的に赤字であれば所得税や法人税はかからない黒字の場合には所得税や法人税がかかる、要注意。【事業所得等に区分】 ・持続化給付金(事業所得者向け) ・感染拡大防止協力金 ・雇用調整助成金 ・家賃支援給付金【一時所得に区分】 ・持続化給付金(給与所得者向け)【雑所得に区分】 ・持続化給付金(雑所得者向け)　JUGEMテーマ：札幌グルメ！！