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(静岡県磐田市)

私の貧血ストーリー【第2章】毎日の“食べるケア”で向き合うと決めた日

eri 先生のブログ 2025/4/12 8:00 UP

こんにちは^^
分子栄養学アドバイザー&麹生活マイスター
鈴木英里です。
 
 
 
それでは今日も
私の貧血ストーリー【第2章】お届けします!
 
 
 
前回の私の貧血ストーリー【第1章】は、こちら!
 
>>私の貧血ストーリー【第1章】ずっと「貧血ぎみ」で放置していた私。気づけば30年
 
 
 
 
 
前回の第1章でもお話ししましたが、
高校時代の貧血検査で「鉄欠乏性貧血」と言われるまで
全く「貧血」とは無縁だと思っていた私。  
 
病院で鉄剤をもらっても気持ち悪くなって飲めず、
「もう仕方ない」と諦めて、30年近く“放置”して生きてきました。
 
 
 
でも、そんな私に「もう無視できない」と思う出来事がありました💦💦 それが、2024年7月の健康診断結果でした。
 
 
 
 
 
「えっ、こんなに下がってるの!?」まさかの数値に愕然  
 
2024年の夏のあるひ、ポストに届いていた
健康診断の結果を「ドキドキ」しながら開封してみると、、、  
 
 
目を疑いました・・・
えっ💦💦💦
 
 
 
ヘモグロビン値が過去最低数値に。
実際のヘモグロビン数値は、9.4
フェリチンが5.0でした。
 
いよいよ“C判定”では済まされない状態に。
見なかったことにしたくても、それは無理な状況まできていました。
 
 
 
それから毎日、「貧血」のことが私の頭から離れませんでした。
どうしよう、、、
病院行かなきゃだよな。
でも、昔のあの鉄剤のトラウマが。。。
 
 
鉄剤処方されても、また同じように気持ち悪くなって飲み続けられなかったら
今度は、注射とかになっちゃうのかな💦
それだけは、なんとか避けたいな。
 
 
 
そんなことを考えている時
以前に、友人が私と同じように貧血なんだ。
って聞いたことがあるのを思い出しました。


その友人に相談してみると、
「私もフェリチンが低くて去年、鉄剤飲んでた。
私も昔、鉄剤飲んで気分が良くなかったから、
毎日は飲まなかったけど
3カ月後に数値が正常になったよ!」
と返事がかえってきました。



もう一人、別の看護師の友人にも相談してみると
「そんなにヘモグロビン値が低いとなると、
食事だけでなんとかするのは難しいかもしれないね。
一度病院で診てもらった方がいいんじゃないかな」と。
 
 
 
そんなアドバイスももらい 「これはもう、病院に行くしかないか…」と、覚悟を決めて受診しました。
 
 

 
 
 
そして医師からは開口一番、こんな言葉が。

「貧血ってね、代謝も悪くなるし、痩せにくいし、いいことないからね〜」
 
えっ、代謝も? 痩せにくいのも? 貧血って、そんなに体に影響あるの…?
今まで「ただの鉄不足」くらいに思っていたのに
なんだかすごくショックを受けました。




 
さらに衝撃。「亜鉛の数値がかなり低いですね」
 
病院でもう一度採血をして、詳しく検査をしてもらったところ、さらなるショックな出来事が。
 
「鉄だけじゃなく、亜鉛の数値もかなり低いですね」と。
 
…えええ、亜鉛!?
 
聞いたことあるような、ないような。。
けど、それって何に必要な栄養素なの?  
私、結構食生活には気をつけているつもりなんだけどな。
「亜鉛」って、、、、何食べたらいいの!?
そんな疑問があったので
 
 
私が先生に
「亜鉛は、どんな食材に含まれるんですか??」と聞くと
 
 
先生はおもむろにネットで検索しはじめました。
「亜鉛と言ったら、牡蠣だね。」
「今夜の夕食はカキフライにしなさい!」
 
 
 

 
 
 
 
そんなを言われましたが、私の頭の中では
「こんな暑い時期にカキフライは食べないでしょ。。」
と思いつつ、
「牡蠣か、、、そんなに普段意識して食べていなかったかも」
 
 
即効、診察後の会計待ちの時間に
Googleで「亜鉛を含む食材」と検索していろいろ調べている自分がいました。
 
 
 
 
私、何を食べていたんだろう  
 
その日の帰り道、ふとこれまでの自分の食生活を思い返しました。
 
「ちゃんと食べてるつもりだったけど…
タンパク質、実は足りてなかったかも」  
野菜は意識して摂るようにしていたけど、
無意識にヘルシーなものを選んでいたかもな。
 
 
夕飯には、お肉か魚のどちらかを取り入れてはいたけれど、
量が足りてなかったかもしれないしな。
 
 
 
例えば、
野菜炒めに豚肉を入れて一緒に炒めたら、
それは私の中でお肉入っているし~。
ってなっていたけど
 
 
 

 
 
今思うと、メニューにお肉が入っていたとしても
そもそもの量がちょっと足りてなかったかもな。
 
 



 
病院に頼りすぎず、自分で調べることに  
 
結局、病院ではこのままの状態ではよくないのでという事で、
鉄剤と吐き気を抑える薬を処方してもらい
飲んでみることになりました。
 
 
食後や寝る前に飲むと割と吐き気も抑えられると聞いたので
寝る前に飲むようにしたら、
今回は気持ち悪くなることもなく
飲むことができました。
 
ただ、鉄剤だけに頼るのも不安だったし、
これで一時的によくなっても
また貧血を繰り返すかもしれないし、、、
という不安があったので普段の食事や食べ物でなんとかできないか。
と、とにかくネットで貧血について調べまくりました。
 
 
「貧血 改善 食事」 「鉄を含む食材」 「鉄欠乏性貧血」…など
検索していると、「分子栄養学」というワードが
目につきました。
 
 
「分子栄養学」ってなんだろう???
なんかすごく難しそうだけど。
栄養を分子レベルで何かするの??
 
 
私の中でとても気になる言葉でした。
 




 
分子栄養学との出会い、そして学ぶ決意  
 
分子栄養学についてさらに調べてみると、、、
 
 
「ただ鉄を摂ればいいわけじゃないんだ」
「体内でちゃんと使われる“かたち”にしなきゃダメなんだ」
「鉄にはタンパク質もかかせないのね」
 
読むたびに「知らなかった…!」
と衝撃を受けることがいろいろありました。
 
 
 
「これはもっとちゃんと知りたい!」
気がつけば、分子栄養学について、セミナーや講座を調べたりしていました。
 
そして気づけば「ちゃんと学んでみよう」と、
アドバイザー養成講座に申し込んでいました。
 
 
養成講座では、普段の食事や血液検査のデータをもとに
考えられる症状や改善方法を学んでいきました。


病院では、どちらかというと対処療法で
いわゆる
病気の症状を和らげたり、一時的に楽にするための治療法がメインです。
なので、貧血といったら鉄剤を飲む。
その時は一時的に良くなっても、また悪化する。
そんな場合もあります。
 

もちろん、一時的に症状を良くするのも必要な時もありますが、
もっと根底にある、根本的なところが改善されなければ
同じ症状を繰り返す可能性があります。
 
 
分子栄養学ではでは、その根本的なところを学べたり、
他の栄養素との関連や他の症状との関係性も学ぶことで
土台作りをしっかりすることができると感じました。
 

 
勉強すればするほど、「なるほど。」と腑に落ちることも多く 貧血=鉄不足と思い込んでいたけれど、それだけじゃなかったんだ。
 
というのが一番の驚きでした。
 
 
✔ 鉄を運ぶためにはタンパク質が必要 ✔ 吸収にはビタミンCや銅、ビタミンB群も関わる ✔ そもそも胃腸の状態が悪い(ピロリ菌)と、いくら鉄を摂っても吸収できない ✔ そして、亜鉛も鉄と深く関わっている
 
私が今まで無視してきた体の声に、ようやく耳を傾けられるようになった気がしました。






 
 
苦手なレバーもちょっとずつなら食べられた

 
「鉄分が多い」と言われる食材の中には、正直苦手なものも多いです。
 
特にレバー。どうしても食べられない。
という訳ではありませんが、あまり好んで食べてきませんでした。
見た目もあまり美味しそうな気がしなかったですし。
 
 
でも、時々デパ地下の焼き鳥屋さんの前を通ると
自分のカラダのためにも、レバー串を買ってみるか。
と1本だけ買って、夕食に食べるようにしました。
 
 
 
他には、スーパーに売っている鰹節を、朝ごはんにかけて食べてみたり
お味噌汁に煮干し粉をプラスしてみたり。


 

あとは、亜鉛を意識して牡蠣を買ってきて、
チャウダーに入れらり、牡蠣ご飯を作ったり
今まであまりメニューにしてこなかったものを取り入れるようにしました。




 
私の中で、少しずつ”希望”が芽生えていった  
  半年後、再び病院を訪れて採血してみると
ヘモグロビン数値が13.2まで改善されていました。
 
 
この数値を見た時は
「ホーーーッ」としました。
 
 
貧血は、風邪の症状みたいに一瞬で回復するものではありませんが
日々の積み重ねや毎日のちょい足しで
少しずつ改善できることを実感しました。
 
 
貧血だから。。。
と諦めてしまうのではなく
何かしらできる方法がないかな。
って取り入れる事がすごく大切だな。と感じました。
 
そして、過去の私もそうですが
自分の体をよくするための方法を
実は知らなかっただけ。
という事があります。
 
 
 
自分で知ること・学ぶことがとても大事だということも、
身をもって感じました。
 
 
この体験を通じて、
「私みたいに、ずっと貧血を放置してきた人にこそ分子栄養学を知って欲しいな」
と思っています。
 
 
 
私の変化は、まだ始まったばかりですが でも、ここまで来られたことは、私の中で大きな1歩です。
 
 


次回は、第3章私の実際の貧血ケアについてお話ししますね
↓↓
 
 
私の貧血ストーリー【第3章】″続けられる″がカギだった。私の食べる貧血ケア実践記
 




分子栄養学アドバイザー
麹生活スマイスター
 
鈴木英里
 
 

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