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私の貧血ストーリー【第1章】ずっと“貧血ぎみ”で放置してた私。気づけば30年
eri 先生のブログ 2025/4/11 19:23 UP-
こんにちは^^
分子栄養学アドバイザー&麹生活マイスター
鈴木英里です^^
現在、私は46歳の高校生と中学生の子供をもつ2児の母。
自宅で教室をはじめて13年。
教室の生徒さんからは 「先生いつも元気ですねー!」
と言われたりしますが
今日は私の“長年放置してきた貧血”について、正直にお話ししようと思います。
ぜひこれまでの私のストーリー読んでみて下さいね^^
今でこそ「貧血」や「鉄不足」「栄養バランス」について学び、
健康への意識が高まっていますが、今振り返ってみると
当時の私は、貧血というのはあまり自覚しておらず、これが普通なんだ!と思い込んでいました。
高2で突然の「要受診」通知!まさかの鉄欠乏性貧血
最初に「貧血」と言われたのは、高校2年生の時に学校でやった貧血検査でした。 検査結果を受け取った紙には、「要受診」と書かれた診断書を渡されました。
当時の私はとくに体調が悪いという自覚もなく、「え、何が悪かったの?」と不思議に思ったのと、なんだか急に不安になり病院へ行きました。 そこで告げられたのが「鉄欠乏性貧血」という診断でした。
「血液中の鉄分が不足しているね、、疲れやすいとか何か感じてることある??」と言われましたが、正直その時はピンときませんでした。
見た目も別に普通だし、朝礼で倒れるみたいなこともなかった私は
「えっ私、そんなにひどいのかな…?」というのが本音でした。
検査結果を母に報告すると、実は母も昔、貧血だったと聞かされて、そうなの!?
もしかして、「貧血」って遺伝するの??
と思った記憶があります。
鉄剤を飲んだら、気持ち悪くてギブアップ
病院を受診すると先生からは、鉄分不足だから鉄剤を出しておくよ。
と言われ、錠剤を処方されました。
そう、これが後に私が苦しむ「鉄剤」です。
鉄剤にもいくつか種類があるようですが、当時どの鉄剤を処方されたかまで記憶はなく。。
「これを毎日飲んでくださいね」と言われ、言われるままに飲み始めたのですが、これが本当に辛かった💦💦
飲んで少し時間が経つと、胃はムカムカするし、吐き気がするし。
トイレに駆け込むのを繰り返していました。
「あーーー、貧血ってなんか辛い、、、」
そんな記憶が今でも残っています。
朝から気持ちが悪くて学校に行くのも嫌になるほど。
それを見ていた母が
「あ~、そういえば私貧血で鉄剤を飲んだけど、あれ気持ち悪くなるよね」と…。
結局、鉄剤を飲むのも数日で断念。
その後、もう一度病院を受診し、そのことを伝えると
先生からは「じゃあ、あとは食事で鉄分補給するしかないね」と言われました。
当時の私にとって“鉄の多い食べ物”といえば、レバーかほうれん草くらいしか思いつきませんでした。
「レバー苦手だし…ほうれん草を毎日食べるのは無理でしょ」と
どこかで諦めてしまっていたのを覚えています。
貧血が気になりつつ、そのまま放置
それからというもの、「貧血」というワードは、頭の片隅では気にはなっていましたが
時々食事を気を付けるくらいで、あとは完全に“放置”の状態でした。
それから、大学生になり定期的に健康診断や血液検査もすることもなく
なんだか最近疲れやすいな、、、
って時も貧血のせいだとは全く思っていなかったし
「肌、白いよね。。。」なんて言われたこともありましたが、
その時は、「色白だなんて言われて、嬉しいわ!」なんて内心思っていました。
でも、今思えば「もしかしたら、血色が悪かったから白く見えたのかも??」
とも思います。
その後も、社会人になり忙しい毎日。
自分のカラダの事を労わる余裕なんて全くありませんでした。
はじめての出産時、エネルギー切れに
やがて、結婚をし、妊娠が分かると
妊婦検診で何度が採血する機会がありました。
「では、今から採血しますが、採血して気持ち悪くなったりしたことはありますか?」
と看護師さんに聞かれると
その時ばかりは過去の「貧血」のことを思い出し、もし採血で倒れてもいけないし、、、と
いつもベッドで横になって採血しをてもらっていました。
妊娠中はそれほど貧血について病院で言われたことはなかったので
この時もそのまま放置をしていました。
そして、29歳の冬、第1子を出産するときです。
これが、なかなか大変な出産でした💦
陣痛が来てから赤ちゃんが出てくるまでの時間がかな~り長く
もう、この段階で私自身がエネルギーが尽きてしまったのです。
子宮口が開き、いざ分娩台に行って出産するぞ!!となったのですが
もうすでにその時には力がでず、、、
カラダはヘロヘロな状態になっていました。
結局、このままでは赤ちゃんが出てこない。。となり
助産師さんから「まず糖分をとってエネルギー補給しましょう。」
と言われ
主人が自販機で買ってきたパックのジュースを飲み、糖分補給したのを覚えています。
そして、やっと、やっと吸引分娩で娘が誕生しました!!
もちろん出産というのは、誰しもがかなりのエネルギーを消耗します。
でも今振り返ってみると、私の貧血状態が、この大変な出産に多少なりとも関係していたのかもしれません。
30代半ばを過ぎた頃から、自分のカラダの事をかんがえるようになり
毎年健康診断を受診するようになりました。
毎回、血液検査にドキドキ。 「また貧血って言われたらどうしよう…」と内心ヒヤヒヤしています。
検診の結果は
40歳前後では、貧血項目がA判定で、「よかった~!」と安心していたのですが
ここ数年43歳頃から、毎回C判定が続き“要経過観察”。
でもあの高校生の時みたいに「要受診」じゃないし、
ギリギリセーフ!なんて思っていました。
健康になりたい。でも何からやれば…
30代、40代と年齢を重ねるにつれて、
「疲れやすい」
「寝ても疲労感が抜けない」
みたいな状態になることがありました。
でも、それって年取ったからだよね。
それに、子育てや仕事、日々忙しい毎日でやることに追われ 「自分の体とちゃんと向き合う」ことが後回しになっていました。
それでも、友達と会って話をすると体調に関する内容が増え
「健康」への意識が高まっていました。
私は、ネットで良さそうな食べ物やサプリを見つけては、いろいろ試したりもしました。
この頃、妙に気になっていた“サジー”も買って試しました。
正直、サジーを飲んですごく変化は感じたか。
というとそこまでではなく、日が経つにつれて飲み忘れてしまうことも出てきました。
定期購入だったので、あっという間に次のサジーが3ヶ月分も配達され
いつの間にか在庫過多になり、そのまま辞めてしまいました。
「体にいい!」と言われているものはいろいろ試すけれど、どれも続かない、、、 結局、続けないと効果が出ないのも分かってはいるけれど。
いろいろな商品でそんなことを繰り返していました。
貧血は、放っておいても自然には治らない
今振り返って思うのは、 「なんとなく不調」って、実は体がずっとSOSを出していたんだということ。
薬を飲むまでではないけど、、
検診の結果は普通だけど、、、
でも、
・なんとなく元気が出ない
・疲れやすい
・寝つきが悪い
・便秘や下痢を繰り返している
実は、そんな状態の方も多いのではないかと思います。
高校生で貧血とわかってから30年近く、私はずっとそのサインを見て見ぬふりをしてきました。 というか、知識がなくて、どうしていいか分かりませんでした。
40代に入ってから、明らかに“疲れやすさ”が変わりました。
家事や仕事をしていても、なんだか頭がボーっとする。
イライラしやすい メンタルもゆらぐ
怒りっぽい
心と体って繋がっていて、体調がよくなければやっぱり心も疲れています。
私のように貧血をずっと放置いているだけでは、やぱり勝手に良くなることはありません。
特に女性は月経が続いている限り、毎月一定量が出血していきます。
やはり、その分を補う必要があるのです。
だから今、私は過去の自分に伝えたい
「貧血って放っておいちゃだめだよ」って。 「鉄剤が合わなくても、ちゃんと他の方法があるよ」って。
今の私だったら教えてあげられます。
私と同じように、「なんとなくしんどい」を当たり前に過ごしている女性は、きっとたくさんいると思うんです。
特に30代、40代は、ホルモンのバランスも変わってくるし、子どもや家族のことで忙しいし、自分のことは後回しになりがち。
でも、ちょっとだけ自分の体に目を向けてみてください。 もしかしたらその“疲れ”や“イライラ”、貧血が関係しているかもしれません。
私自身、ここからやっと「本気で向き合おう」と決意して、動き出しました!!
次回は、
そんな“向き合うきっかけ”になった出来事と、“分子栄養学”との出会いについてお話ししますね。
第2章はこちら↓
>>貧血ストーリー【第2章】毎日の″食べるケア″で向き合うと決めた日
分子栄養学アドバイザー
麹生活マイスター
鈴木英里
先生情報 |
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eri |
・製菓衛生師 ・パン技能士2級 ・フードコーディネーター ・大手製菓専門学校にて 勤務経験 ・現在カルチャースクールの お菓子講師など 自宅でお菓子&パン教室を 開催しています。 プロフィール詳細をみる |